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ろうきんカードローンとは?銀行と消費者金融だけじゃない?


カードローン契約というと、真っ先に借り先として思い浮かぶのは消費者金融でしょうか?銀行でしょうか?

実はそれ以外にもカードローンという形で融資を行っている金融機関があります。

「労金」という呼称でおなじみの労働金庫でもカードローン契約は出来ます。

労金は、労働組合や生協の組合員で構成・運営されている金融機関であり、利用者は主にそれぞれの会員となります。

預金や為替などの取引は、会員ではない一般の方でも労金の利用が可能で、最近はカードローンを含む様々なサービスも非会員であっても利用できるようになっています。

全国に労働金庫は12あり、各地域ごとに近辺に在住または勤務している方というのが、どの労金のサービスでも利用条件となっています。

ここでは、その中の中央ろうきんカードローン マイプランの詳細について説明します。

中央ろうきんの営業対象地域は、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨の関東1都7県となっています。

中央ろうきんカードローン マイプランは低金利?

カードローンというと、最短即日審査・融資が昨今は当たり前になってきていますが、中央ろうきんカードローン マイプランは審査に約2週間かかり、即日融資にも対応していません。

その為、急ぎの融資には向いていませんが、借入額が少額の場合、消費者金融は勿論、メガバンクの銀行カードローンよりも低い金利での借り入れが可能なのが特徴です。

中央ろうきんカードローン マイプランの貸付条件は…

  • 満18歳以上~満65歳未満の方
  • 安定継続した収入があり、前年税込み年収150万円以上の方
  • 同じ勤務先で1年以上働いている方
  • 労金指定の保証協会の保証が受けられる方

となっており、未成年でも親(親権者)の同意があれば借り入れ契約可能ですが、自身収入のない専業主婦(主夫)は所定の年収額がない為、借り入れが出来ないようになっています。

また、契約者が自営業者の方の場合は、同じ事業を原則3年以上続けていることが条件として加えられます。
(ろうきんカードローン マイプランでの借入金は、事業資金・投機目的での利用は不可。)

資金用途は、原則自由で団体・生協会員は最高限度額500万円、それ以外の一般の方の場合は最高限度額100万円までとなっています。

加えて、組合員・会員などの方は収入証明不要で契約可能ですが、非会員の一般の方は収入証明書が必須となります。

金利は変動タイプで、こちらも会員らと一般では差があり、加えて労金のその他のサービス利用で金利引き下げが適用されます。

団体構成員・会員や生協会員の組合員(その家族も含む)以外の、非会員の場合は中央ろうきんカードローン マイプランの利用にあたって、中央ろうきん友の会に入会するか、中央労金の個人会員となることが必要な場合があります。
(中央労金の個人会員は最低出資金として千円が必要。)

利用者金利利用条件
団体会員の構成員年7.075%~引き下げ後、年3.875%中央労働金庫に出資している、労働組合・国家公務員・地方公務員団体・福利共済活動を目的とする団体の構成員である事。
生協会員の組合員または家族(同一生計)年7.255%~引き下げ後、年4.055%中央労働金庫に出資している、生協の中でも組合員融資制度を導入している生協組合員またはその家族である事。
一般(非正規会員)年8.475%~引き下げ後、年5.275%団体会員でも生協会員でもない、関東1都7県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)に在住または勤務である事。

(2016年11月1日現在の金利。変動金利である為、金融情勢の変化により変更となる場合がある。)

金利の引き下げは、他の労金の各サービスを併用する事で最大3.2%低くすることが出来ますが、それ以上の引き下げは出来ないようになっています。

中央ろうきんカードローン マイプランの金利引き下げに関わるサービスと対応する下げ率は以下の通りです。

  • 給与振込指定=1.5%
  • 公共料金自動支払い(2種類以上)=0.3%
  • 年金振込指定=1.5%
  • 若年者引下げ(30歳未満)=0.6%
  • ネットバンキング(携帯電話も対応)=0.6%
  • Web通帳(無通帳型かつステートメント不発行型)=0.6%
  • 一般財形・エース預金=0.3%
  • 財形年金・年金受取エース預金・財形住宅=0.6%
  • 不動産担保ローン・住宅金融支援機構・フラット35・年金融資・財形融資=0.6%
  • 労金UCカード=0.3%

ネットバンキングの引き下げ適用については、利用口座登録をすることで引き下げ適用となります。

Web通帳は、通帳とステートメントといわれる圧着ハガキの明細書を発行しない方法で口座利用をすることになります。

また、はるかぜ引き下げという身体障害者手帳を保有している方への金利引き下げもあり、こちらは標準金利から年5.0%引下げとなります。

ただし、はるかぜ引き下げ適用の場合は、他の金利引き下げの適用はありません。

団体会員の方や生協会員の方は勿論、低金利での借り入れが出来ますし、非会員の一般の方でも少額での借り入れの場合、銀行カードローンよりも低金利でカードローン契約が可能です。

ところが、とても低金利である為借り換え先として利用出来ればよかったのですが、あいにく現在、中央ろうきんカードローン マイプランに関しては、新規の借り換え目的カードローン契約は受け付けていないようです。
(団体会員の構成員の方の2017年3月31日実行分までは、他金融機関からの借り換えに対応。)

金利引き下げの条件も、新規会員や非会員でも簡単に可能なものがいくつかあるので利用しない手はありません。

例えば、ネットバンキングを登録利用するだけでも金利が0.6%引き下げとなるので、カードローン申し込みと同時にネットバンキング登録も済ませると良いでしょう。

中央ろうきんカードローン マイプランの申し込み方法は、電話や来店もありますがネットからも出来ます。

その際、カードローン申込を途中で離脱した場合、任意で入力フォームを保存でき次回そのデータを読み込み、続きから申し込みをすることが出来るのが便利です。

ただし、スマホ・タブレットからはこの途中保存機能は利用できず、PCからのみの申し込みの場合に限られます。

中央ろうきんカードローン マイプランは、低金利メリットに加え、ネットバンキングを利用して借り入れ・返済が可能なので、ATMを利用する必要がありません。

それにプラスして、中央ろうきんカードで労金以外のATMを利用の際、かかった手数料がすぐに中央ろうきん取引口座にキャッシュバックされます。

その為、借入金の引き出しに関してはATM手数料がかかりません。

返済に関して、最低返済額は限度額30万円以内で毎月5,000円となっています。
ボーナス加算返済(上乗せ返済)の利用をすると、ボーナス月にそれぞれの限度額に対応した金額を上乗せしての自動加算返済が可能になります。

その他の労働金庫と対象地域は?

先述もしたように、日本全国の地域ごとに12の労金があるわけですが、どの地域がどの労金の対象区域に入るかは以下の通りです。

  • 北海道労働金庫
  • 東北労働金庫(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
  • 新潟県労働金庫
  • 長野県労働金庫
  • 静岡県労働金庫
  • 北陸労働金庫(富山、石川、福井)
  • 東海労働金庫(岐阜、愛知、三重)
  • 近畿労働金庫(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
  • 中国労働金庫(鳥取、島根、岡山、広島、山口)
  • 四国労働金庫(徳島、香川、愛媛、高知)
  • 九州労働金庫(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)
  • 沖縄県労働金庫
  • 中央労働金庫(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)

地方・地域区分が分け方によって違ってくる地域の場合は、労金では上記のように区分されています。

地域ごとの労金によってカードローンも含めた他のサービスの内容も異なってくることがあります。

例えば、近畿ろうきんの「笑くぼ」というカードローンであれば、配偶者の年収のみ分かれば、収入証明書不要で限度額50万円を上限として、専業主婦(主夫)でも契約が可能です。
(近畿ろうきんの対象地域は、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県の2府4県です。)


キャッシュレス化社会に適応する為のカードローン利用とは?


現代においてクレジットカードやデビットカードなど現金の代わりに使うカード、電子マネーの類を一切利用しないという方はどの程度いるでしょうか?

日本は世界的に見て未だ現金主義志向が根強い国です。

実際、カード払いをしようとして、「出来ない」と断られた時、ふと周りを見てみると現金払いでしか支払い対応をしていない店舗や機関が、意外と身近に多いとは思いませんか。

ところが、2020年東京五輪決定と同時にそんなことがいっていられなくなりました。

というのは、2012年のロンドン五輪開催にあたって、イギリスがオリンピック経済効果を期待して臨んだキャッシュレス化推進対策が功を奏し、十分な経済効果を得たというデータが発表されたからです。

その為、日本でも現在政府の方針としてキャッシュレス化が推進され、徐々にその方策が金融業界の動きとして広がりを見せつつあります。

ところで、そもそもキャッシュレス化とは何かといえば、簡単に言うと、金銭取引において現金を用いないようにする事です。

専門用語化されると途端に難しい事のように感じますが、身近な例でいえば、クレジットカードなどの利用や、カードを介さなくても給料の自動振り込みや支払いの口座引き落としもキャッシュレス化にあたります。

今後進められていくのは、デビットカードやプリペイドカードの利用やネットバンキング機能の利用、携帯・スマホのクレジット機能付帯などがキャッシュレス化として進められます。

基本的には、現金を持って利用するのではなく、ネット上での手続きとそれに連動するカードを利用することで価値の移転を行う事にこれからはなっていきます。

そこで、カードローンとキャッシュレス化の関係性について考えてみました。

貸金業もカードローンとはいうものの、借りたお金の支払いまでがカードで出来るのではなく、あくまで「現金の借り入れ・返済」がローンカードを使ってできるというのが基本です。

最近はWEB完結契約が人気で、ネットバンキングシステムを使っての口座への振り込みでの融資、口座引き落としでの返済をしてカードレスでローン利用が出来ます。

しかし、それをキャッシュカードで口座から現金で引き出す利用の仕方をしていては、十分にローンのキャッシュレス利用が出来ているとは言えないように思います。

現金の利用方法ではキャッシュレス化が進んでいく中で、端的にいってしまうと非効率的で損をすることも少なくありません。

カードローンそのものには今のところ完全にキャッシュレス利用できる機能はありませんが、利用者の工夫次第では借入金を現金で利用しない事で、お得にお金を使う事が可能です。

ローン契約は、それぞれ用途は違うにしても足りないお金を補う為にするものですよね?

それなら、いかに損をしないお金の使い方が出来るかを考えなくてはいけません。

借り入れをしたら、返済が後には待っていますから、それを確実にこなすためにも時代にあった金策を講じてローン利用をするべきです。

WEB完結カードレス利用が必須!?

少しでも支出を抑えてカードローン利用をするなら、WEB完結契約をすることをおすすめします。

WEB完結でローン契約をするには銀行口座が必須です。

カードレスである為ネットを使って融資の振込申請をします。

返済は基本的に約定返済日に自動で口座から引き落とされますが、繰り上げ・上乗せ返済をしたい時には融資申請と同じくネットからすることが可能です。

WEB完結契約をする際にカード発行が後日出来る金融機関(例:プロミス)もありますが、なるべくローンカードは持たないようにしましょう。

というのは、ローンカードを持つと手数料を払ってATMを利用する機会を得てしまうからです。

まず、ローン利用で削るべき返済額以外の出費はATM手数料です。

カードレスでローン利用をすると、借り入れ・返済をATMでして手数料を払うという事が物理的に出来ません。

借りたお金は銀行口座からキャッシュカードで引き出すので、手数料がかかる機会をグッと抑えることが可能です。

特に、消費者金融でのローン利用はATMを利用すると手数料がかかってしまう事が多いので、借り入れ・返済に手数料のかからないWEB完結カードレス契約はした方が良い言えるでしょう。

カードレスWEB完結も可能な金融機関として、大手消費者金融のプロミスとSMBCモビットの2社が挙げられます。

プロミスは振り込み対応可能な金融機関口座が200行以上あり、平日14時50までに振り込み申請することで、WEB完結契約で最短10秒振り込みの瞬フリサービスが受けられます。

また、三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の口座宛への振り込みなら、365日24時間いつでも瞬フリが可能です。

プロミスでの契約では、カード発行が必要かどうか選択が出てくるので、カードレスにするならカード発行なしを選ぶようにしましょう。

SMBCモビットの場合は、WEB完結契約をする為に三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行のいずれかの口座と社会保険証(組合保険証も可)、直近1カ月分の給与明細が必須です。

必要な物が多い分、SMBCモビットでWEB完結カードレス契約する場合は、電話連絡と郵送物がなしになります。

ローンカードの発行もWEB完結契約をする事でなしになるので、誰にもバレないようにカードローン契約をしたい場合は特にSMBCモビットでのカードレス契約がオススメです。

カードレスに役立つ!スマホATM取引とは?

加えて、プロミスとSMBCモビットではカードレスでもATMが利用できる、スマホATMの利用も可能です。

基本的に、ATMはカードを読み込ませて利用するのが従来の入出金方法ですが、スマホATM取引ではスマホアプリでATM画面のQRコードを読み込んでATMを利用出来るので、ローンカードが不要です。

ただ、スマホATM取引が可能なカードローンとATMはまだ種類が限られています。

スマホATM取引自体に対応しているカードローンはプロミスとSMBCモビットの2社であり、カードレスで利用可能なATMはセブン銀行ATMのみです。

プロミスかSMBCモビットのカードローン用スマホアプリをセブン銀行ATMで利用すれば、カードレスでATMから借り入れが出来ます。

その為、もしカードレスで即日振込融資希望であるものの、当日中の振り込み融資対応時間を過ぎてしまった場合などにスマホATM取引は役立つでしょう。

しかし、プロミスでもSMBCモビットでもセブン銀行ATMは手数料有料の提携ATMなので、利用のし過ぎには注意が必要です。

銀行カードローンではカードレス不可?

カードレスWEB完結契約は、キャッシュレスと相性が良いのですが、銀行カードローンではカードの発行をまったくなしにすることは残念ながら出来ません。

キャッシュカードにローン機能を付ける契約が銀行カードローンでは可能なので、ローン専用カードを発行しないことは出来ますが、キャッシュカードは必ず手元にあります。

また、キャッシュカードにローン機能を付帯させると、カードで利用できる提携ATMが少なくなるので、ATMで利用することを考えると若干不便があります。

ただ、ネットバンキングを利用しての借り入れ・返済は消費者金融同様出来るので、キャッシュカードを持ち歩かなければ良いというように考えることは出来ます。

その場合、融資金は振り込みで受け取ることとなるので、ネットバンキングシステムを利用して、口座からカードに任意の金額がチャージ可能なプリペイドカードで融資金を使うのがオススメです。

融資金を口座からカードで使ってポイント還元すると?

しかし、ただWEB完結カードレス契約をして手数料を抑えるだけではキャッシュレス化ローン利用とは言えません。本題はここからです。

キャッシュレス化というのは現金の代わりにカードを利用してお金を使う事です。

ローン審査ではクレジットカードの利用が足を引っ張る事もありますが、それはあくまでキャッシング枠の利用履歴の事なので、ショッピング利用だけならローン契約をするためにクレジットカードを解約したりする必要はありません。

また、既にクレジットカードが持てない程に債務がある方も、銀行口座があるなら与信が問われずに作成可能のデビットカードがあるので、新規カード作成を検討してみてください。

カードでなく携帯電話でのクイックペイ利用などでも構いません。

とにかく現金での支払い以外の方法で、何かしらポイント還元やキャッシュバックのある事が大切です。

特に借り入れ金額が高額、または少額でも繰り返し借りるならどうしても現金払いでなくてはいけないもの以外は、それらのカードなどで口座から払うようにします。

カードで借入金を利用しても、カード会社にはその支払いが利用者がもともと収入として得たものなのか、ローンで借りたものなのかはお金に色がついているわけではないので、分かりません。

カード支払いさえすれば、契約に応じてポイントが貰えたり、何%か支払額からお金がキャッシュバックされるのです。

そこで考えるのがカードローンの金利とポイント還元の互換性です。

例えば、還元率1%のクレジットカードなどで借入金を利用したとすれば、その借入金に対する金利が1%抑えて利用できたと考えてください。

100万円なら1万円、300万円なら3万円。ここまで高額でなくても、10万円でも千円は手元にポイントという形で何かの支払いに使えるものとして手元に帰ってくるのです。

加えて、10万円を例としてプロミスで30日間金利17.8%で借りたとすると、返済にかかる利息は1,463円です。

借入金10万円全てポイント1%還元のカードで使ったなら、この利息の千円分が抑えられますから、実質返済にかかる利息は463円と考えられるわけです。

これがキャッシュレス化ローン利用の大きなメリットです。

おサイフケータイやアップルペイでさらに便利!

最近はカードローンだけでなく、根本的なお金の管理や利用をオンライン上で出来る技術、フィンテックが日常生活にも少しずつ流通してきています。

そこで、さらにカードレスで借入金を利用するなら、借入金の利用に使っているデビットカードやプリペイドカードをスマホに登録するのがオススメです。

カードローンの管理も昨今はスマホで可能なので、スマホに決済用のカードを登録することで借入金での支出なども、楽に管理ができるようになるといえるでしょう。

スマホに登録しても、大抵のカードは決済することでポイント還元が適用されるので、スマホで払ったらポイントが付かないのでは?という心配は不要といえます。

カードをスマホに登録する方法として、日本ではアップルペイとおサイフケータイの大きく2種類の方法があります。

それぞれスマホ本体に対応するサービスなので、自分の持っているスマホによってどちらを使うかは決まってくるといえるでしょう。

ちなみに、現段階では日本国内でのスマホキャッシュレス決済は、おサイフケータイの方がし易いといわれています。

そのあたりは、自身が登録するカードの種類でも変わってくるので、相性の良いカードとスマホが揃うようにするしかありません。

また、スマホに登録対応していないカードもあるので、すべての方がそのようなキャッシュレス利用が出来るわけではない点も注意が必要です。

お金がない自覚を持ち直すためのキャッシュレス

ちなみに、おすすめはその場で即座に口座引き落としとなり、口座にある以上のお金は利用できないデビットカードでの借入金利用です。

ローン利用が使いすぎ予防にもなるので良いと思います。

現金で管理しない代わりに、口座にお金を振り込んでもらうにはネットで融資申請する必要があり、その際借り入れ金額の確認が会員ページでも、登録しておけばメールでも利用明細確認できます。

その為、何度もATMから現金を引き出すより、あらかじめ必要な金額を口座に借りておいてデビットでお金を利用する方が、自分がどの程度お金を借りているかが把握し易いです。

もし、口座のお金を使い切ってしまったとしたら、デビット払いは出来ませんからその場合明らかに「使いすぎた!」と分かるわけです。

時に、日本の「恥の文化」というのはカード払いが出来ない事と相性がいいと思います。

現金を持ち歩かずに、カードで支払いをしていて口座にお金がなくて使えない。

そうなると、対面である場合第三者の目があるところで支払いが出来ないという「恥」にさらされます。

お金がない、という事を他人に知られてしまうような状況は、誰しも避けたいと思うはずです。

現金での管理が上手く出来なかった人も、再度お金を使う事の自覚を取り戻す為に、逆に一度現金払いから離れるというのも一つ金銭管理の立て直しの手法といえるでしょう。


カードローン増額による借り換えについて


カードローンの借り換えというと、既存のカードローン契約先とは別に新しく借り換え目的で契約するという例が多く、定番の借り換え方法といえます。

しかし、方法はそれしかないのか?となかには思う方がいるかもしれません。
契約手続きというのはなかなか面倒なものですし、新規の借入先ともなるとそのローン内容を理解するのに時間を要したり、本当に借り換えるのが得なのか分かりにくいこともあるでしょう。

そこで、現在2社以上借入先がある方におすすめしたい方法が、借りれ先の内1社での限度額増額のタイミングで借り換えをすることです。
形としては、契約済みのカードローンの中で一番条件の良い借入先でそれ以外のローンを順次まとめていく。というような流れになります。

(例)
A社=限度額40万円のうち30万円利用 金利15%

B社=限度額30万円のうち20万円利用 金利18%

A社で限度額を50万円に増額申請し、審査完了後20万円を借り入れ、その融資金を使ってB社の20万円の残高を完済する。

 

この借り換えの仕方は、何がミソかといえば利用し慣れたカードローンの中で借り換えが出来る事、利用実績が良い方向でどんどん積んでいけることです。

同じカードローンを問題なく長く利用する人というのは、金融機関にとって安定した収益が見込める嬉しいお客さんで、優良顧客として扱います。
まったくの利用履歴がない一見様に貸すよりも、ちゃんと借りて返済をしてくれると利用履歴から分かる人に融資をする方が、貸付側も安心できるわけです。

他社ローン借り換えの前に増額審査を受ける!

ただし、そのため増額をするには基本的に半年から一年以上はローン利用をしている必要があり、その間に延滞がない事が前提です。
特に延滞に関しては、借り換え先として使うローンの方でも、それ以外の他社ローン利用でもしていない事が重要なポイントです。

というのも、新規契約ではありませんが増額をするのにも審査があるからです。(2~3日かかります)
借りる額を増やすわけですから、収入が契約した時よりも下がっている場合は増額審査で良い結果は望めないので注意しましょう。

カードローンの増額審査は、大体50万円くらいまでは10万円単位ずつで順調に通ります。
また、始め限度額が10~30万円と低額の場合は、借り入れ・返済を順調にしていると貸付側から増額の打診が来ることもあります。

ところが、50万円以上となってくると増額の審査も新規契約と同じく厳正になってきます。
増額の打診も、限度額50万円以上になるとまず来なくなるので、増額の申請を利用者がネットや自動契約機からする必要があります。

また、増額申請の仕方は金融機関によって異なります。
例えば、みずほ銀行であればネット・郵送・電話・店舗窓口と多様であるのに対して、三井住友銀行は電話・自動契約機からのみ増額申請申請を受け付けています。

増額審査では、借り入れ金額50万円を超える又は他社の借入も合わせて100万円超える場合に、収入証明を求められます。

この再審査の際に、収入の他にも個人情報の確認も行われるので、もし住所や職業(役職も)などが契約当時から変更している場合は、増額申請の前に正しい情報に変更しておくことをお勧めします。
個人情報のズレが貸付側と利用者の間であると、利用者が借り入れに関しての審査を受ける際に信用という点でマイナスに働いてしまいます。

増額審査に通過後、追加借り入れで他社ローンを返済・借り換えする!

複数社契約先がある場合は、その中でも金利に差があると思います。

カードローン借り換えの目的は、如何に利息分を抑えるかがまず一つです。
その為、複数借りている契約先の中から金利が一番低く済むところで増額審査をまず受けます。

金利の一番低いところで目星をつける際に注意したいのが、増額後の金利で考えるのを忘れないことです。
どの金融機関も限度額(または残高)が高額になると金利に差が出てきますから、「借り換え前の金額ではA社が一番低金利だったけど、増額して借り換えた後の金額で借りるならB社の方が金利が低い」という場合もあります。

増額審査に無事通過し10万円限度額が上がったら、利用できるようになった金額借入れます。
そして、自分の借り入れ状況に合わせて、なるべく早く借り換えて完済してしまいたいところの残高の返済に充てます。

金利が高い借入先から完済していくのが基本ですが、もし月々の返済額が重いという事であれば、一番最低返済額が大きい借り入れ先をまず借り換えて完済してしまうのも手です。

なにもカードローン借り換えをする為に、新たに慣れないローンを組む事が絶対に必要ということはありません。

この方法は一気にローン借り換え・おまとめをして完済というわけにはいかない代わりに、既存の借入先の一つに自主的に徐々に借り換え・おまとめしていくので、専用ローンプランのように返済一徹になってしまう事がありません。
その為、状況に合わせて追加での借り入れが出来るというメリットがあります。

それよりも完済を目指したい!といった場合にも、初めに増額出来た分を借り入れて他ローンの返済に充てた後、両方で一定期間借り入れをせず、借り換え元で返済出来て空いた金額分を借りて再び他のローンの返済に充てる。という流れを繰り返すなら、借り換えを随時行っているだけなので、借り換えでまとめた総額が借り換え前より増えてしまう事はありません

(例)
A社=限度額40万円のうち40万円利用 金利15%

B社=限度額30万円のうち30万円利用 金利18%

C社=限度額10万円のうち10万円利用 金利18%

A社で限度額を50万円に増額申請し、審査完了後10万円を借り入れ、その融資金を使ってC社の10万円の残高を完済する。
その後、C社のローンを解約すると借り入れ先が2社に減り、金利もそれまでかかっていた18%が丸まるなくなる。
B社の残高も頃合いを見て、徐々にA社へと借り換えていく。A社の利用枠に空きが出来たらその分借りて、B社のローンを返済する。

A社での借入金は借り換えにしか使わない事でB・C社の残高をただA社に移動させたことになるので、借入先が三社の時と残高は変わることはなく、借り換えで浮いた金利分は総支払額の利息分のカットに繋がる。

 

せっかく今まで長く健全に利用してきたカードローン借入先があるなら、その借り入れ先での増額を利用しての借り換えは夢ではありません。

借り換え後の利用に関しても、利用し慣れた借入先であるため返済日や契約内容がガラリと変わることがなく、安心して借り入れ・返済を続けていける事でしょう。

金額が高額の場合は借り換え目的でないと借りられない場合もある?

増額と追加借り入れを徐々に繰り返して借り換えができる金額には、限界があります。

増額はある程度までいくと、それ以上は限度額が上がらなくなる可能性があります。
一般的には、50万円までは順調に増額が可能と言われており、それ以上となってくると増えづらくなります。

すると、借り換えがしたい金額が高額である場合は、途中で借り換えが滞ってきてしまいます。

増枠審査が上手くいかなくなった場合は、やはりどこか新しく今利用しているローンよりも条件の良いところで専用の借り換えローンを契約した方が良いといえます。

借り換え専用ローンを契約すると、そのローンに借り換えた分を完済するまで追加の借り入れが自由に出来なくなりますが、一度残高をすっきりさせるためにも、返済に徹することをオススメします。
借り換え審査について詳しく☞


カードローン返済のコツは随時返済を多用すること!


カードローン返済の画像消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンからお金を借りたときは、当たり前のことですが借りた分に利息を合わせて返済することが必要です。

毎月決まった日に決まった金額を返済することが一般的ですが、この時の返済額がどうなっているのか知りたい方は多いのではないでしょうか。

消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンによっても違いますが、残高スライドリボルビング方式という返済方式を採用しているところが多いです。

この返済方式では借入残高に応じて毎月のほぼ一定の約定返済額が変わり、借入残高が多いと返済額が多く、借入残高が少ないと返済額が少なくなります。

例えば、毎月の最低返済額の低さを重視した借り入れにお勧めな三菱東京UFJ銀行 バンクイックの残高毎の返済額の推移が挙げられます。(借り入れ利率が年8.1%超の場合を例としています)

借入残高返済額
10万円以下2,000円
10万円超~20万円以下4,000円
20万円超~30万円以下6,000円
30万円超~40万円以下8,000円
40万円超~50万円以下10,000円
50万円超借入残高が10万円増すごとに2,000円を追加

残高スライドリボルビング方式のメリットとは?

消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンでは利用限度額の範囲で繰り返し借り入れできる特徴があります。

返済途中でもこの範囲なら借り入れすることが出来ますが、この仕組みを利用するのに残高スライドリボルビング方式を採用していると利用しやすいのです。

その理由は当初の返済額は多めですが、返済が進むと返済額が少なくなって、借りやすくなるからです。生活や暮らしの中でたびたびお金が足りなくなる方にはとても便利な仕組みとなっています。

毎月の約定返済額も無理のないように設定されていることが多いです。ところがその為、元金の減りが遅く返済期間が長くなりがちです。

消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンでは利息の付き方が日割計算です
利用した日数分の利息が付くので、返済期間が長くなると利息の支払い分が増えてしまいます。とくに追加で借り入れするのを繰り返していると、利息の把握もしづらくなり、いつの間にか長い間返済を続けている…という状態になりがちです。

カードローン返済は随時返済をすることが早期完済のコツ!

消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンがそれぞれ設定する毎月の最低返済額(ミニマムペイメント)に加えて、任意の額を随時返済することも可能です。
随時返済を行うことで返済期間を短くし利息の支払い分を抑える効果があります。

生活や暮らしに無理が生じない範囲で小まめに随時返済を行うと良いでしょう。毎月の約定返済は口座からの自動引き落としで、随時返済は提携ATMから行うととても便利ですし、発生する利息が少なくなります。
また、最近はネットバンキングシステムを利用してATNを利用する手数料を省いて、振り込みでの随時返済を行える金融機関もあります。

一般的にカードローンの返済は決まった約定日または、前回返済日から35日以内と決まっています。アコムは前回返済日から35日以内か、毎月月末などの決まった日のどちらかで自分で選ぶことができますが、便利なのは前回支払から35日以内の方です。

なぜならば、35日以内のほうが自分自身で返済日を決めれることから切迫感があまりないからです。毎月給料などの収入が入ったらすぐに返済しておけば、大体30日間隔になりますので遅れることもほとんどありません。

随時返済とはこの決められた返済とは別に任意で返済をしていくことで、例えば前回月末に返済をした場合、1週間後に随時返済で1か月分などをまた支払することを意味します。

カードローン会社によっては入金する場合でも最低返済金額が決められている場合がありますから、そこは確認しておく必要があるのですが、例えば10万円の限度額で借りている人は毎月の返済金額は約5千円程度だと思います。

支払日に5千円払うのは当然ですが、お金が多少でも入った時にさらに追加で5千円などを随時返済していくことが早く残高を減らすコツとなります。

そんなことは誰でも分かっていることであり、それができないから苦労しているんだ!という声が聞こえそうですが、本気で早く完済したいならば、苦しくてもそれをするべきです。

随時返済が千円からでも出来る金融機関だと、少し懐に余裕がある分だけ返済にあてて元金分を減らすことがし易いので、そういう条件のカードローンを契約するのも一つの手です。

そして、なるべく返済期間を短く利息を抑えて完済するなら、限度額内での追加借入はしないことが最も重要なことです。

カードローン随時返済は手数料が無料で済む方法でする

時に、金融機関やカードローン契約方法によっては随時返済に手数料がかかってしまう事があります。
特に気を付けたいのが、WEB完結契約での随時返済です。

WEB完結契約のカードローンでは、ローンカードの発行がなく融資は振り込みによって、返済は自動口座引き落としによってされます。

その口座引き落としでの返済方法の場合、例えば借入先に連絡を入れて希望の金額で口座引き落としで随時返済が出来れば良いのですが、銀行振り込みでしか随時返済が出来ない場合があります。

基本的に、銀行振り込みによる返済は振込手数料がかかってしまいます。
その為、WEB完結でのカードローン契約を検討している場合や借り換えで手数料をカットししたいと思っている方は、随時返済にどのような返済方法が取れ、手数料がかかることはないか調べることをオススメします。

また、例えローンカードを持ってのカードローン利用をしていても、自身の生活圏内に手数料のかからないATMがなく、手数料のかからない随時返済をするのが難しい場合は、思い切ってカードローンを借り換えてしまうのも手かもしれません。

限度額内で借入していてはいつまで経っても完済しない!

カードローンは決められた借入限度額内でいつでも返済と借入ができるのが大きなメリットであり、特徴となっているのですが、残高スライドリボルビング方式の場合、返済してすぐに借入をしていれば、いつまでたっても完済することができません。

それは毎回利息だけ返済しているのと同じことであり、一番カードローン会社が喜ぶ返済なのです。カードローン会社は元金を減らさずに利息だけ貰うことが一番儲かることなのです。

中には途中で返済不能になり貸し倒れになる人もいるのですが、それは全体の数%の割合であり、大部分の人はきちんと返済しているのです。

なので、利息をあまり払っておらずに一括で完済されてはあまり旨みがないのが本音でしょう。カードローン会社もビジネスで融資をしているので、利息をいかに多く支払ってもらうかが、重要なことなのです。

そのため限度額内で繰り返し借入と返済をして、ずっと長年利用している人がカードローン会社から見れば上客になるのです。簡単に言えば、それだけ多くの利息を払っているということなのです
それで、延滞などの問題がなく正常にローンを利用していれば利用実績としてプラスの印象に働きますが、何度も短期に追加借り入れしてそれが返せるほどのお金がある方はまず借り入れなど必要ない事でしょう。

ギリギリのお金で生活している方が、それを何とか保たせようとする用途で契約するローンなら、少しでも無駄な利息がカットできる利用の仕方が正しいローン利用といえるでしょう。

随時返済とは途中で利息分も含め返済するので、次回の元金入金額が大きくなります。元金が減れば利息も減りますので、随時返済をしている人は、通常の人よりも倍早く完済することも可能なのです。

もちろん、一括返済することが一番良い方法なのですが、一括返済の資力がないならば飯代や交際費などの費用を削り、少しでも利息として充当しておくことが早期完済の道しるべとなるのです。

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