ネット銀行のじぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDI(au)の共同出資会社です。
その為、じぶん銀行カードローンはauユーザーであることで金利が優遇されます。
また、じぶん銀行カードローンは借り換えにもおまとめにも対応しているのですが、その際のauユーザーの金利がかなり低金利なのです。
じぶん銀行カードローンの基本情報は以下の通りとなっています。
じぶん銀行カードローン基本情報
金利(年率) | 通常:2.2%~17.5% カードローンau限定割 誰でもコース:2.1%~17.4% カードローンau限定割 借り換えコース:1.7%~12.5% |
限度額 | 通常・カードローンau限定割 誰でもコース:10万円以上800万円以内(10万円単位) カードローンau限定割 借り換えコース:100万円以上800万円以内(10万円単位) |
申し込み対象 | 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満 安定継続した収入がある(自営、パート、アルバイトを含む) 保証会社であるアコム(株)の保証を受けられる *外国籍の場合は永住許可を受けている場合に対象 |
資金用途 | 原則、自由(事業性資金は除く) |
返済額 | 最低返済額1,000円 *詳細は公式サイトを参照 |
約定返済日 | 期日指定もしくは35日ごと |
担保・保証人 | 不要 |
必要書類 | 【本人確認書類】 以下いずれか1点 ・運転免許証(運転経歴証) ・各種健康保険証 ・パスポート(日本国発行のみ) ・個人カード ・住民基本台帳カード (顔写真付きで共通ロゴマーク、QRコード付きのもの) ・在留カード ・特別永住者証明書 【収入証明書類】 以下いずれか1点 ・源泉徴収票(前年度分) ・住民税決定通知書(前年度分) ・地方公共団体が発行する所得証明書(課税証明書) |
遅延損害利率 | 年18% |
借り換え・おまとめするとどれくらい低金利?じぶん銀行カードローンと他社金利を比較!
じぶん銀行カードローンはとにかく金利設定が理解できないと損をしてしまう事もあるので、上記の公式から引用してきた画像をまずはみてください。
借り換え利用ではないじぶん銀行カードローンの通常金利は、年2.2~17.5%とそこまで低金利といえません。
ただ、通常のじぶん銀行カードローンでも、限度額が110万円以上になれば年9.0~13.0%という低金利で借り入れが可能です。
また、auユーザーであっても、新規カードローン契約の場合は、金利優遇が0.1%しかされないのであまり意味がないです。
ところが、au限定割借り換えコースの金利は上限金利が年12.5%と、大手銀行カードローンよりも低金利な設定となっています。
したがって、もし、auユーザーの方でカードローン借り換えを検討している場合は、じぶん銀行カードローンのau限定割借り換えコースを契約先として考えるが良いでしょう。
ただじぶん銀行カードローンau限定割借り換えコースが低金利といわれても、ピンとこないと思うので以下に大手銀行カードローンの金利と表にまとめ比較してみました。
また、消費者金融カードローンとの金利も合わせて比較しています。
金利比較表
金融機関(カードローン) | 金利 |
---|---|
じぶん銀行カードローン (au限定割借り換えコース) | 年1.7~12.5% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0~14.0% |
三井住友銀行カードローン | 年4.0~14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | 年1.8~14.6% |
プロミス | 年4.5~17.8% |
アコム | 年3.0~18.0% |
SMBCモビット | 年3.0~18.0% |
アイフル | 年4.5~18.0% |
(*みずほ銀行カードローンは住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。)
大手銀行カードローンの中なら、みずほ銀行カードローンが一番低金利ですが、借り換えに使うならじぶん銀行カードローン借り換えコースの方が低金利といえるでしょう。
加えて、消費者金融カードローンからじぶん銀行カードローンへ借り換えをした場合は、約6.0%程も低金利になるのでかなり利息が減らせます。
じぶん銀行カードローンの金利引き下げ条件とは?
上述で金利比較したように、じぶん銀行カードローンは低金利借り換えをするにはもってこいのカードローンといえるでしょう。
しかし、気を付けたいのが低金利で借り換えができる条件が限定されているという事です。
じぶん銀行カードローンへの借り換えでメリットを得るには、簡単に3つのポイントが挙げられます。
じぶん銀行カードローン借り換えのポイント
- auユーザー(スマホ・携帯やネット回線の契約などをしている)
- 借り換えコースを利用
- 100万円以上の融資を希望
まずは何度も述べているように、auでスマホや携帯などを契約していて取引がある事です。
その際、携帯割賦払いの滞納などの支払い遅れがある場合は、借り換え審査の際に不利になってしまう可能性があります。
加えて、ただauユーザーという条件を満たすだけではなく、その状態で借り換えコースに申込む必要があります。
借り換えコース適用条件
申し込み可能な方 | 申込時にau IDを登録*1 登録するau IDに、利用されているauの携帯電話や固定通信サービスが設定されている*2 *1申込入力完了後に表示される、au ID登録画面にて登録する *2au携帯電話、ケーブルプラス電話、Smart TVBox、J:COM PHONEプラス、auひかり、auひかりちゅら、au one net(「フレッツ光」コース、「コミュファ光」コース、WiMAXコース)が対象 |
特典 | 通常の金利より年0.5%金利優遇 |
適用条件 | ・判定日時点でじぶん銀行でau ID登録(状況)が有効となっている ・借り換えを希望し、当行所定の審査結果が限度額100万円以上 ・当行からの借入金で他社の借入金を返済すること |
注意点 | ・主婦、収入が年金のみの方は対象外 ・他社借入金の返済が確認できない場合は金利優遇を予告なく中止する場合がある ・審査結果が限度額100万円未満の場合は誰でもコースの金利を適用 ・審査の結果によっては他社借入の解約依頼、収入証明書類の提出が求められる ・他社借入金の完済・解約を依頼する場合、じぶん銀行から借入金融機関へ直接振込による完済後、解約を証明する書類の提出を依頼される場合がある |
そして、重要なのが100万円以上の借り換えに利用する。という事です。
というのも、上記の借り換えコースの条件にもあるように、例えauユーザーで借り換えコースに申込んでも、審査で決められた限度額が100万円未満の場合は誰でもコースの年2.1%~17.4%が適用されてしまうからです。
そうなってしまっては、消費者金融カードローンの金利設定と大差ないので、他の銀行カードローンへ借り換えた方が良いといえます。
じぶん銀行カードローンの申し込みが簡単!借り入れまでの流れは?
じぶん銀行カードローンへ申し込む場合、新規契約でも借り換え契約でもスマホで簡単に出来るのがうれしい点です。
また、auユーザーは申し込みの時点から優遇され、通常よりも入力情報が少ないauユーザー専用の申込フォームが用意されています。
申し込みから借り入れまでの流れを簡潔にまとめると、以下の通りです。
申し込みから融資までの流れ
- 申し込み=24時間スマホで可能
- 審査結果=メールまたは電話
- 必要書類の提出=スマホで可能
- 借り入れ=振り込み融資
じぶん銀行カードローンでの借り入れは、振り込みとATMから出来ます。
じぶん銀行カードローンは口座開設が必須ではありませんが、融資を振り込みで受けたい場合は口座があった方が良いでしょう。
ただ、口座がないならないでローンカードが郵送されるので、ATMから借り入れをするようにすれば問題はありません。
その際、じぶん銀行カードローンはATM手数料無料で利用できる提携ATMがあり、コンビニATMも多いので利便性が高いといえます。
じぶん銀行カードローンで手数料無料で利用できる提携ATMは以下の通りです。
手数料無料提携ATM
- 申し込み=24時間スマホで可能
- 審査結果=メールまたは電話
- 必要書類の提出=スマホで可能
- 借り入れ=振り込み融資
上記の提携ATMなら回数制限もなく365日24時間、ATM手数料無料で借入・返済が出来ます。