楽天銀行スーパーローンは借り換えに利用可能?金利や審査はどう?


楽天銀行スーパーローンは、借り換えやおまとめの専用ローンではありません。

カードローンという文言が商品名にはないので、借り換えに利用可能!といわれると専用ローンかな?と思うかもしれませんが違います。

ただ、専用ローンではないものの、楽天銀行スーパーローンは借り換え・おまとめ先としての利用も可能です。

また、上限金利が年14.5%と低金利なので、楽天銀行スーパーローンに借り換え・おまとめをするメリットは充分にあるといえるでしょう。

楽天銀行スーパーローン基本情報

金利(年率)年1.9~14.5%
限度額800万円
申し込み対象・満年齢20歳以上62歳以下の方
(但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下)
・日本国内に居住している方
(外国籍の方は永住権または特別永住権をお持ちの方)
・毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
・楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けることができる方
資金用途原則、自由(事業性資金は除く)
返済額最低返済額2,000円
約定返済日1日・12日・20日・27日の中から選択
担保・保証人不要
必要書類【本人確認書類】
以下いずれか1点
・運転免許証
・各種健康保険証
・パスポート(日本国発行のみ)
・在留カード
・特別永住者証明書

【収入証明書類】
以下いずれか1点
・源泉徴収票
・給与明細書
・課税証明書
遅延損害利率年19.9%

楽天銀行スーパーローンに借り換えるメリットは?

楽天銀行スーパーローンに他のカードローンから借り換えをするメリットは以下の通りです。

楽天銀行スーパーローンの借り換えメリット

  1. 低金利借り換えが可能
  2. 口座開設不要
  3. 楽天スーパーポイントが貰える

消費者金融カードローンの金利は大体が年18.0%、借入残高が100万円以上なら年15.0%程です。

100万円以下を消費者金融カードローンで借りている場合は年18.0%と金利が高いので、上限金利が年14.5%の楽天銀行スーパーローンに借り換える事で確実に低金利になります。

また、楽天銀行スーパーローンに申し込みをする際、口座機開設が不要で時目の口座をカードローンで利用可能です。

平日0時10分~14時45分までに振り込み申請をすれば、契約後日は即日振込融資対応しています。

ただ、楽天銀行口座があると、24時間いつでも即時振り込み融資が受ける事が可能です。

そして、楽天銀行スーパーローンで入会することで、楽天スーパーポイント1,000ポイントが貰えます。

カードローン契約で楽天スーパーポイントが付与されるのは、楽天ならではのメリットといえるでしょう。

契約後は、翌月末時点の借入残高に応じたポイントが付与されます。(最大30,000ポイント)

時に、楽天スーパーローンは少し前まで収入証明書が300万円まで不要というメリットがありました。

しかし、2017年に銀行カードローンの過剰貸付が指摘されて以降は、50万円以上の借入で収入証明書が必要です。

ネット上の楽天スーパーローンの借り換えについて、古い情報が載っている場合があるので注意してください。

高額の借り換え・おまとめなら楽天銀行スーパーローン以外がおすすめ?

楽天銀行スーパーローンの上限金利年14.5%という金利は低金利なのですが、借り換え額によっては他の銀行カードローンの方がおすすめできる場合があります。

というのは、楽天銀行スーパーローンの限度額毎の金利は、かなり高額の限度額にならないと年14.5%から引き下がらないからです。

楽天銀行スーパーローンの限度額毎の金利設定は以下のようになっています。

楽天銀行スーパーローンの金利

利用限度額金利
100万円未満年14.5%
100万円以上200万円未満年9.6%~14.5%
200万円以上300万円未満年6.9%~14.5%
300万円以上350万円未満年4.9%~12.5%
350万円以上500万円未満年4.9%~8.9%
500万円以上600万未満年4.5%~7.8%
600万円以上800万未満年3.0%~7.8%
800万円年1.9%~4.5%

楽天銀行スーパーローンの場合、300万円以上の限度額になることでやっと、年14.5%から12.5%に上限金利が低くなります。

その為、200万円以上の借り換え・おまとめの場合は、
楽天銀行スーパーローンではない銀行カードローンに申込んだ方が低金利になる可能性が高いです。

基本的に金利に幅がある場合、高い方の上限金利が適用されるので、下限金利が低くなっていてもあまり意味がありません。

金利は審査で決まるので、確かに幅がある場合上限金利よりも少し低く借りられる事もありますが、稀といえます。

すると、楽天銀行スーパーローンでは、限度額200万円以上300万円未満まで年14.5%という金利が適用される可能性が高いです。

限度額200万円以上の場合、年14.5%よりも低金利で借りられる銀行カードローンは少なくありません。

以下、200万円から300万円までを借りる際の楽天銀行スーパーローンと他銀行カードローンの金利をまとめてみました。

楽天銀行スーパーローンと他銀行カードローンの金利比較

銀行カードローン利用限度額金利
楽天銀行スーパーローン200万円以上300万円未満年6.9%~14.5%
みずほ銀行カードローン200万円以上300万円未満年9.0%
三井住友銀行カードローン200万円超300万円以下年8.0%~10.0%
千葉銀行カードローン100万円以上290万円以下年9.0%~年12.0%
横浜銀行カードローン200万円超300万円以下年8.8%

横浜銀行カードローンは神奈川県内全地域、東京都内全地域、群馬県内の前橋市、高崎市、桐生市に居住・勤務している方に申し込み対象者が限られる
千葉銀行カードローンは千葉全域・東京全域・埼玉全域・茨城域・神奈川(一部地域除く)に居住・勤務している方に申し込み対象者が限られる
みずほ銀行カードローン住宅ローン併用年0.5%金利引き下げ適用後は年1.5%~13.5%

金利を比較すると、みずほ銀行カードローンや横浜銀行カードローンに関しては、年10%を切る低金利設定となっており、楽天スーパーローンと年5.0%以上も金利差があります。

三井住友銀行カードローンや千葉銀行カードローンも、楽天銀行スーパーローンより2.0~4.0%程低金利です。

借り換え額が高額である場合は、1%の金利差でも利息額の差は大きくなります。

楽天銀行スーパーローンは、350万円以上の限度額が設定されないと、上記の銀行カードローンの金利に近い設定になりません。

350万円以上の限度額で借り換え審査を通過するのは、なかなか難しいといえるでしょう。

カードローンは基本的に少額融資がメインのローンプランなので、200万円くらいまでが借り換え審査の安全ラインと思っておいた方が良いです。

そうなると楽天銀行スーパーローンへ借り換え・おまとめするより、他の銀行カードローンも検討してみた方が良い場合もあるでしょう。

楽天銀行スーパーローンは審査基準が厳しめ?

楽天銀行スーパーローンは、消費者金融から借り換え・おまとめする分には低金利メリットがあるので、利用するのも良いでしょう。

ただ、楽天銀行スーパーローンは、結構口コミや評判で「よく分からないけど審査に落ちた」、「限度額がいつの間にか下がっていた」、「追加借り入れが出来ないようになっていた」というものが多く寄せられています。

基本的に信用情報に問題があったり、契約時から属性情報が良くない方向に変わっていたりする場合に、審査落ちや限度額の引き下げ、追加借り入れの停止といった事があります。

信用情報が問題なら、カードローンやクレジットカードなどで返済遅延や延滞などを起こしたり、他社借り入れが増えすぎたことが原因として考えられます。

属性では、雇用形態が正規雇用から非正規雇用になったり、収入が減ったり転職したりする事が原因といえるでしょう。

ところが楽天銀行スーパーローンの場合、顧客を選り好みするのかその様な一般的な問題がなくても、審査に落ちたりする事もあるようです。

また、他社の利用状況にかなり敏感なようで、楽天銀行スーパーローンで返済が遅れたわけではなく、クレジットカードなどの支払いに遅れただけで追加借り入れが長期間停止された…というような口コミも珍しくありません。

加えて、楽天銀行スーパーローン自体で返済が遅れた場合、楽天銀行からの電話連絡の対応が厳しいといった様な評判も良く見聞きします。

返済が遅れるのは理由は何であれ、基本的に遅れた方が悪いのは悪いのですが、中には事情を考慮してくれても良いのに…と思う方もいるでしょう。

属性の変更に関しては、自身の都合だけではない場合もあると思うので、より楽天銀行スーパーローンの対応を不満に思う方が多いのかもしれません。