おまとめローンと借り換え用カードローンの違いとは?


おまとめと借り換えの違い大手消費者金融では「おまとめローン」を販売しているところが多くありますが、銀行でおまとめローンを扱っているところはほとんどありません。銀行カードローンのホームページには「おまとめ」用とか、「借り換え」用という言葉が見られますが、あくまでもカードローンであり、おまとめローンとは違います。

少し分かり易く説明すると、銀行カードローンは事業性資金に利用しなければ、原則使途自由のカードローンとなっています。そのため、融資金をどう使おうが借りた人の自由であり、おまとめローンに利用しても、借り換えとして利用しても問題はないのです。銀行としてはあくまでカードローン(使途自由)として貸付しただけであり、おまとめローン専用(おまとめ以外の利用禁止)では無いと言うことです。

なので、銀行カードローン=おまとめローン・借り換えローン禁止と言うことではありませんので誤解しないようにしてください。銀行カードローンを借り換えやおまとめに利用しても問題ありません。しかし、一部の銀行ではおまとめローンとして利用することを禁止している銀行もありますので注意が必要です。(借り換えを禁止しているところは無いと思っていただいて構いません。)

借り換えローンとおまとめローンでは目的が明確に違います!

指さし男性イラスト借り換えに使えるカードローンもおまとめローンも複数のカードローンの残債をまとめることでは同じですが、システムは全く異なります。

おまとめローンというのは複数のカードローンの残債を一括して返済するための資金を借り入れる「目的別ローン」であり、資金の使途はカードローンの返済に限定されています。

そのため、おまとめローンはカードローンではありませんので追加の借入はできず、契約後はおまとめローンからの借入金を返済するだけです。あくまでおまとめローンは、完済するために契約するローンであり、契約時に返済回数と最終返済日を設定し、それに向かってただひたすら返済していく目的ローンなのです

一方、借り換え用というのは単にAというカードローンからBというカードローンに換えるだけのことです。借り換えるカードローンがいくつあっても同じことです。つまり、カードローン間の移動にしか過ぎないため、カードローンとしての基本的な利用条件や利用方法は変わりません。

そのため、AからBに借り換えしたとしても、当然限度額内で追加借入もできますし、いたって普通のカードローンなのが借り換えローンです。

おまとめローンと借り換え用ローンではこのように、「目的」が根本的に違います。おまとめローンを利用するのは現在のカードローンをすべて完済させられるとともに、その後の返済がしやすいように返済期間の調整が行えるからです。

とにかく、毎月の返済額を大幅に減らして家計の破綻から回復させることが目的です。但し、毎月の返済額を少なくするために返済期間を延ばせば返済総額が現在より増えることもあり、だからこそ、おまとめローンの案内ページには「返済総額が減らない場合もあります」という断り書きが載っています。

借り換えローンの目的は金利を低く(安く)すること!

説明男性イラストカードローンを借り換える場合の目的はただ一つ、現在のカードローンより金利の低いカードローンにして利息の負担を減らすことです。

当然、金利が大きく下がれば毎月の返済額も現在より数千円少なくなりますが、返済期間の延長に比べると効果は限定されます。効果を最も生かすためには金利を下げた後も、毎月の返済金額を下げないことです。

この場合は金利引下げによって発生利息が少なくなりますので、同じ返済金額を支払いしていれば借り換え前よりも返済回数は短くなり、早く完済できることになります。完済目的では無くても、残高の減り具合が違うので限度額内で追加借入できる金額も増えてくることでしょう。

カードローン借り換えによるメリットは利息が大きく下がること!

金利計算のイラストカードローンを借り換える場合は金利の差が大きくないと意味が無いため、消費者金融のカードローンから銀行のカードローンに借り換えることが中心になります。

例えば、消費者金融のカードローンから50万円を借りると金利は通常18.0%であるため、2社から借りると18.0%の金利で合計100万円を借りることになります。

その100万円を1社の銀行カードローンに借り換えれば金利は12.0%、低いところなら10.0%になります。そうなると、1ケ月分の利息は金利18.0%の場合の1万4,700円から、金利12%で9,800円、金利10%で8,200円へと減ります。これが、借り換えの最大のメリットです。

金利ごとによる利息比較【100万円】

金利1ヶ月の利息
18.0%14,794円
15.0%12,328円
14.0%11,506円
12.0%9,863円
10.0%8,219円
ポイント説明男性イラスト上記の表は、100万円借入残高があった場合、金利によってどれだけ発生利息が違うかを計算したものです。消費者金融から借りている場合最も多いのが金利18.0%です。大手のアコム、モビットで借りているのならば多くの人が18.0%の金利設定になっていると思います。

消費者金融ではなく、銀行カードローンの場合、金利は15%以下になっています。三井住友銀行では金利14.5%、三菱東京UFJ銀行では14.6%、楽天銀行が14.5%と、14%台の金利が1番多くなっています。

13%台の金利ではイオン銀行カードローンが上限金利13.8%です。また最近出たソニー銀行カードローンも上限金利が13.8%となっており、13%台でも充分に低金利と言えます。

12%台ではりそな銀行のプレミアムカードローンが12.475%です。10%台のカードローンは今のところ該当がないのですが、住信SBIネット銀行のプレミアムカードローンは上限金利が7.99%となっていますので、カードローンの中では最低金利と言えるでしょう。

※住信SBIネット銀行の7.99%の金利はプレミアムカードローンの審査に通った場合です。スタンダードコースの場合金利は14.79%となります。