借り換え後に追加で融資(借入)はできるのか?


借り換え後の借入カードローン借り換え後の注意事項として、追加借入の件があります。借り換えローンでは、新しい借入によって、古い借入を完済することになりますので、あまり手元にお金が残りません。

最初は借り換え用で借りたお金を、多少ぐらいいいだろうと思って借り換え以外で使ってしまう人が多くいます。

そうすると当然、完済するお金が足らずに、完済できないので、借り換えローンとして貸した会社から契約違反として一括返済の請求を受ける可能性もあるのです。

完済したか完済していないかは、その人の信用情報を見れば分かります。信用情報はリアルタイムで更新されており、本人が完済したと言って、3日程度たっても完済情報にならなければ、完済していないとすぐにばれてしまうのです。

そのような嘘をつくと、貸している側としても、「この人は信用できない人間」と思われてしまいます。

貸金業法では顧客と話した会話の記録は交渉履歴として保存しておくことが義務づけられています。その為、いつ、誰が、どこに、連絡方法、話した内容はすべて記録として残っているのです。

ですから、あなたが借り換えすると約束して完済(借り換え)しなかったことは、記録として保存され、もし追加で借入をしたい場合などは大きなマイナスポイントになってしまうのです。

ただし、この交渉履歴は何も利用者の信用だけを試すものではありません。

やりとりの履歴を残す義務がある為、貸付側も貸金業法で禁止されているような強引な取り立てなどを顧客に行っていないか、貸金業務の信用を問う際の情報材料にもなります。

いずれにせよ、借り換えを目的として受け取った融資を別の用途で使うなんていう事はしない方がいいに決まっています。

消費者金融で借り換え後は追加借入ができない場合もある

指さし男性イラストカードローン借り換えの場合、消費者金融での専用ローンの場合は限度額内ので追加借入は基本的にできないと思っておいてください。

普通のフリーローンとして借りて、自分自身で借り換えする場合は限度額内で借入は当然できますが、借り換え専用・おまとめ専用の場合は基本はできません。

それは、総量規制例外貸付の条項で、段階的に債務を減らす借り換えということがあるので、返済専用にしなければ段階的に債務を減らす借り換えにならないからです。

これはあくまで例外貸付条項ですので、借金が年収1/3を超えている場合になります。
しかし、消費者金融の場合、フリーローンで借り換えすることはほとんどやっていない(金利が下がらない為)ので、銀行カードローンで借り換えした方がメリットが大きいと言えるのです。

銀行カードローンの場合は、通常の多目的ローンであるカードローンに借り換えれば、追加での借り入れが可能です。
ただし、銀行での借り換えでも、おまとめローンプランなどの専用ローンは先述もしたように、返済しかできないので、借り換え後も追加で借り入れを考えている方は注意が必要です。

銀行カードローンなら借り換え・おまとめ後も追加借り入れ可能?

借り換えやおまとめ専用ローンで契約した後は、完済まで返済しか出来ず借入は限度額の範囲であっても出来ません。

しかし、専用ローンではなく、銀行の通常カードローンを借り換えやおまとめの先にする場合は、限度額の範囲内で追加融資を受ける事が可能です。

ただ、借り換えてすぐ追加借り入れをしたい場合は、限度額に空きがなくてはいけないので、借り換え総額よりも多めの希望額で申し込む必要があります。

その為、信用情報に返済遅れがあったり、あまりにも他社借り入れ件数が多い場合は、銀行カードローン審査通過が厳しいといえるでしょう。

審査に通過しない事には、借り換えもおまとめも、その後の追加借り入れも出来ません。

借り換えやおまとめ専用のローンの審査が、そこまで厳しくないのは契約後は返済一徹になるからといえます。

したがって、銀行カードローンへ借り換え、その後も追加融資を受ける場合とは審査難易度に差がある事は理解しておいた方が良いでしょう。

低金利重視の借り換えにおすすめな銀行カードローンはこれ!

しかし、必ずしも銀行カードローンの方が低金利とは言えないローンもあることから、きちんと上限金利を見て、判断することが大切と言えるでしょう。

単純に金利の低さで銀行カードローンに借り換えるなら、メガバンクの中でも三井住友銀行がおすすめです。
三井住友銀行カードローンの金利は、4.0~14.5%で上限金利で見て消費者金融の平均的な金利18.0%より3.5%も低くなります。

加えて、借り換え・おまとめにも三井住友銀行は積極的ですから、全面的に借り換え・おまとめが出来ると謳っていないところと比べると、借り換え目的での契約のハードルが高くありません。

特に、消費者金融の中でもプロミスで問題なく返済をしていた経歴があるなら、借り換え先に三井住友銀行はおすすめです。
というのは、三井住友銀行はプロミスを保証会社として提携しているので、借り換え審査の際にプロミスでのローン利用実績が活きてくる可能性があるからです。

消費者金融同士の借り換えはおすすめできません!

ポイント説明男性イラスト消費者金融から消費者金融への借り換えは基本的におすすめできません。その理由はやはり金利の部分です。消費者金融で有名なプロミス、アコム、SMBCモビット、アイフルなどは全て18%近い金利となっています。なので、仮にアコムからSMBCモビットに借り換えをしても、同じ18%→18%でメリットが何もありません。

プロミスは上限金利が17.8%となっており、SMBCモビットやアコムに比べて0.2%金利が低いため、借り換えしようと思えば、総量規制例外貸付として借りれる可能性が無い訳ではありませんが、実際に借り換えしたとしても発生利息や毎月の返済金額は大して変わらないでしょう。

消費者金融から借り換えするならば、やはり銀行カードローンが本命となります。銀行カードローンの場合、金利が安い以外にも提携ATM手数料が無料などの特典がありますので、借り換えして損をすることは、まず無いでしょう。

1点注意するとすれば、銀行カードローンでも上限金利が高いものがあり、審査結果を聞いて、自分が借りたい金利じゃない場合も当然あります。例えば、じぶん銀行やオリックス銀行では上限金利が17.8%になっていますので、30万円以下などの限度額の場合は、上限金利が適用される可能性が高いです。

その場合、消費者金融から借り換えしたとしても、そこまで低金利の恩恵を受けることは難しくなります。ただ、オリックス銀行に関していえば、提携ATMのセブン銀行・ローソン・Enet・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・西日本シティ銀行のすべての提携ATMが終日無料で利用できるのは、金利以上に大きなメリットになる人もいます。

オリックス銀行は提携ATMが多いのが魅力となっていますが、メガバンクの三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行でも提携ATM手数料は無料となっており、金利も15%未満なので、メガバンクの方が金利もATM手数料も双方の恩恵を受けることが可能となっています。

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