投稿者「借り換えマスター」のアーカイブ

全国対応もある!地方銀行カードローン


地銀って何?大手銀行との違い

一重に銀行といっても、たくさんあります。よくカードローンの話題で取り上げられるのはもっぱらCMなどでも見かける大手、いわゆるメガバンクといわれる銀行です。

これらを都銀とも言いますが、代表的なのは三菱東京UFJ、みずほ銀行、三井住友銀行の三つです。

正確にはこの銀行を運営しているグループを大手というわけですが、ここでは銀行名であえて紹介します。

また、いろいろな都銀の成り立ちや仕組みを踏まえて、この中にりそな銀行が入る場合がありますが、ここでは割愛させていただきます。

というのも、銀行再編成で都市銀行の基準が曖昧となったという金融背景があるからですが、ここでは地方銀行のカードローンをメインに取り上げていくのでその説明は省きます。

時にこれら大手三行は、基本的には幅広く全国展開しているのですが意外なことに、47都道府県すべてに展開しているのはこの中でも、みずほ銀行が唯一です。

この都銀に対して、地方銀行というのは文字通り地方に本店をおき、ある特定の地域、つまり地元地域を主に銀行業務の対象としている銀行のことを言います。

しかし、昨今インターネットの普及によりオンライン上での取引が割と主流になってきたこともあり、一部全国対応している地方銀行も増えてきました。

有名どころを上げると…説明男性イラスト

・東京スター銀行
・静岡銀行
・スルガ銀行
・トマト銀行

このあたりでしょうか。特に東京スター銀行はよく見聞きするような気がします。

静岡銀行なんかは地方銀行のローン借り換えでの有名どころともなっています。

これ以外にも、清水銀行や京都銀行、大垣共立銀行などもカードローンにおいて全国対応しています。

ただし、便利に地銀のメリットを活かしてカードローンを契約するにはWEBの利用が不可欠となってきます。

ネットさえ使えるなら、たとえ地方銀行といわれていてもローンサービスが全国対応しているものであれば利用が可能です。

また、銀行からの借り入れというと何だか大層な気がしますが、地方銀行は普段の生活圏に密着しており、初めて口座を開設するのにも利用がし易いです。

その為、不要な気構えなくカードローン申し込みもしやすい気がします。

規模がやはり都市銀行と比べると銀行として小さい分、最高限度額も抑えられてくるので、リスクの低い少額を借り入れてみるのに最適といえます。

地方銀行カードローンのメリット

まず、地方銀行の預金口座がある場合には大手銀行カードローンをあたる前に一度、口座のある地方銀行でのローン契約を視野に入れていただいた方がいいです。

メガバンクでもそうですが、口座が既にある場合は手続きが短く済む場合があり、融資までの時間が短縮できます。

それに加えて、地方銀行の場合はキャッシュカードを使い、よく口座を利用していれば貸付側も審査がしやすく、ローン内容によっては金利が低めにつき易かったり、同行でマイカーカーや住宅ローンを組む(または組んでいる)際に、特典が付いたりその銀行ならではのメリットが適応されます。

カードもキャッシュカードが既にある場合にはローン機能が付随するローン併用型となり、一枚で済む事が多く管理もしやすく、見た目でローンカードと分からないので借金をしていると思われにくく安心してカード利用できるかと思います。

そして、給与の振り込み先として地方銀行の口座を利用していると、安定した収入の確認や返済能力の見通しがつき易いとされ審査にも良い影響が与えられ通りやすい可能性があります。

ちなみに、地方銀行は融資の窓口としては先述したようにネットなどを利用し全国対応していますが、ほとんどの場合審査は保証会社として都市銀行、消費者金融などの外部が行います。

その為、少し融資までのスピードは遅めとなっています。
(営業区域内の利用であれば即日融資をしている地銀もある。例:トマト銀行=岡山県内に居住・勤務の場合は即日ローンプランあり)

地方銀行は、地域に根付いた銀行サービスという点で独自のローンプランを各種用意している場合が多いです。

その為、カードローン一択に絞る必要がないのも利点です。

というのも、カードローンで契約するよりも資金用途によっては目的別ローンのプランの方が金利が圧倒的に低かったり、特殊な条件付きで引き下げが適応されるサービスがあるからです。
(例:京都銀行=住宅リフォームローンで金利2.550 %~3.100 %の所を、京町家の価値を証明を出来ればそこから-06%される)

特に、初めてのカードローンや借り入れを考えている方には地銀でのローン契約がおすすめなので、ネットから申し込みできる全国対応の地銀を探してみたり、地元で有名な銀行をあたってみるとメガバンクで借り入れるより、良い場合があるかもしれません。

8地方区分の人気地方銀行

地方銀行の中でもカードローンで人気の銀行を、文字通り日本全国それぞれの地方ごとに挙げてみました。

地方区分は8つとなっています。

  • 北海道地方 北海道銀行 カードローン ラピッド(全国対応)
  • 東北地方 北都銀行 カードローン スパーアシスト
  • 関東地方 千葉銀行 ちばぎんカードローン クイックパワー<アドバンス>
  • 中部地方 静岡銀行 カードローン セレカ(全国対応)
  • 近畿地方 滋賀銀行 カードローン サットキャッシュ
  • 中国地方 トマト銀行 カードローン キューリ(全国対応)
  • 四国地方 愛媛銀行 ひめぎん スマートカードローン(全国対応) ひめぎん クイックカードローン(非全国対応)
  • 九州地方 鹿児島銀行 かぎんカードローンS(エス)(全国対応)
全国対応地方銀行カードローン金利
静岡銀行 カードローン セレカ年4.0%~14.5%
トマト銀行 カードローン キューリ年3.0%~14.5%
北海道銀行 カードローン ラピッド年2.0%~14.95%
鹿児島銀行 かぎんカードローンS年1.9%~14.5%
愛媛銀行 ひめぎん スマートカードローン年12.8%・年14.8%のどちらか

どうしても全国対応しているところは少ないですが、一定の地域だけで営業している地方銀行は逆にそのローンプランが独自であったり、他の目的別ローンが充実していることが多いです。

例えば、千葉・東京・埼玉・茨城県全域と神奈川県の一部にのみ対応している千葉銀行には海外留学ローンや太陽光発電ローンというものがあったりします。


外国人は日本でカードローンが出来るのか?


日本に永住もしくは長期在留なら可能!

日本国内でお金を借りるという事は、当然返すのも日本国内で。という事で、日本で借り入れ・返済を一貫して出来るという証明さえ出来ればあとは何ら外国の方だからといって変わった審査基準はありません。

ただし、ある程度日本の職業も外国語に対応してきましたが消費者金融、銀行両方で未だに専用のプランがないという事はおそらく日本語でのコミュニケーションが契約内容が分かるくらい前提での外国人の方も借り入れが可能という事だと思われます。
その為、金融取引は普通の日本語に加えて、専門用語もある程度理解していないと借り入れが出来たとして損をする場合もあると思いますのでその点は注意していただくといいかもしれません。

金融機関が一番に問題とするのは貸した金額が確実に回収できるか。これは万国共通なはずですから、それを確認するための条件があるだけです。必要な物は以下の通りです。

  • 身分証明書
  • 外国人登録証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

外国籍で在留中の間に借りたいという場合は、身分証(運転免許証やパスポート)、外国人登録証明書と在留カードが必要で主に消費者金融(プロミス、アコムなど)での借り入れになります。銀行でカードローンを組む場合は永住許可(永住権のこと)または特別永住許可が必要となります。
なぜこれらが必要かといえば、借りたお金を返済する期間に日本に本人が滞在出来るのかを確認するためです。

なぜ銀行での借り入れには日本への永住が前提なのか?

カードローンが組めるかどうかだけ知りたい方はこの部分は飛ばしていただいて結構です。

只々、事務的に銀行カードローンは日本に骨を埋める前提でないと組めないと言われても納得できない!Why!? japanease pepole why!?
と思われる方もいるかもしれないので簡単に、そしてこの記事の筆者は銀行員でもなければ公的機関の者でもないので端的に、少し話はカードローンから逸れますが説明しようと思います。

日本の各銀行(民間銀行)は日本銀行(いわゆる日銀)の雑に言うと傘下に入ること(その為日本ではよく銀行の銀行と日銀の事を言います。)によって機能しています。これは日本で使われる貨幣を回す上で各銀行を運営するにおいて必須の条件になっています。
日本銀行は、言葉の通り日本国の中央銀行つまりアメリカでいうならFRB(Federal Reserve Board)、イギリスでいうならイングランド銀行(Governor and Company of the Bank of England)、EU諸国においてのECB(European Central Bank)などと同じ役割になっています。同時に日本政府、つまり国のお金も日銀は扱っています。
日本国の為に使われるお金を日銀は扱いつつ、それを経済を回すために各銀行との取引にも使っているとイメージしてください。あくまでイメージです。
要するに、銀行でお金を借りるという事は日本という「国のお金を借りる」という事です。この「国のお金」というのは日本に居住する人たちが作ったお金です。押しつけがましいような端的な表現ですが、はっきりいえば誰だって自分が作った(お金に限らず)モノが勝手に自分の目の届かないような所に持ち出されるのは嫌です。

いやいや、作ったって言っても日本のお金を発行する権利があるのは日銀だけでしょう?別にその辺にいる一般の日本人が一労働して作るものじゃない。その通りです。
しかし、日銀がお金を発行するのは市場の要請(経済活動に関わる消費者の需要)が前提でありその必要性を政府が認めた場合のみです。人々が日本で利用して日本国内で循環させていくうえで、さらに流通するお金を増やすために日銀はお金を発行しているわけですから作っているのは日銀でも、その作る理由を成り立たせているのはその辺にいる一般人の消費活動も一端を担っていることになります。

長くなりましたがそのような日本の銀行の仕組みもあって、外国の方が銀行(民間銀行)でローンを組む際には永住許可という形で日本でお金を利用する証明が必要になるという事なのです。よくよく見られる、日本でした借金を踏み倒して国外に出られるリスクがある為銀行での外国の方のローン契約は難しい。という定形文の裏にはこのような理由があると思っていただけるといいかと思います。

永住許可はないけど、日本で借り入れがしたい!早く借りたい!=プロミス

消費者金融であれば永住でなくても、ある程度日本に居る期間が長いと証明できれば借り入れ可能と先述しました。その消費者金融の中でもお勧めは大手であるプロミスです。

金利

4.5%~17.8%

限度額

500万円

審査時間

最短30分

必要な物

本人確認書類(免許証など)借入額が50万円を超えるもしくは、借入額と他社でのご利用残高の合計が100万円を超える場合は収入証明書類(最新の源泉徴収など)

利用条件

20~69歳の安定した収入のある方

(パート・アルバイト、学生、主婦でも、自身に安定した収入があればOK)

プロミスが外国の方のローン契約に提示している条件は、在留カード、外国人登録証明書、特別永住者証明書のある方となっています。在留カードや外国人登録証明書があれば永住許可がなくても申し込みが出来ます。他は、身分証明証は外国の方に限らず必須となっています。

あとは安定した収入のある20~69歳の方であることです。この安定した収入は外国の方の場合、日本での仕事の勤続年数や年収などにあたるので、ローンを契約するまでに最低でも日本で1年以上過ごしていることが審査される信用の要になってきます。日本にきて直ぐにカードローンを組むのはどこであっても難しいです。
海外、特にアメリカなどではローン契約の際、過去の情報よりも現時点での情報が重視される傾向にあるようですが日本の金融機関では金融取引における信用情報は専門の機関で最高5年間は情報(特に金融事故や延滞などの記録)が保管されるので履歴も重点的にチェックされる仕組みになっています。

ただし、プロミスは融資スピードが速く様々な借り入れに柔軟なのでローン契約はしやすく、またカードローンの利便性も高いのですが、どうしても銀行に比べると金利が高くなってしまうので長期の借り入れには注意が必要です。

永住許可がある方は銀行カードローン!

永住許可があれば、銀行カードローンでの借り入れという選択肢があります。そして、大手銀行は大体が外国の方でもそれさえ証明できれば利用可能なので、永住許可がない場合と比べて契約するカードローンの選択の幅が広がります。

ただ、これは銀行で借り入れる際どんな方でもなのですが自分の預金口座があれば、その口座がある銀行でカードローンを契約するのが審査も早く済みやすく、所によっては特典で金利が低く済んだりするメリットがあります。
銀行は融資のスピードで消費者金融に劣ると言われてきましたが、口座がある場合は最近では即日融資が可能となっているところが増えています。

また、銀行の場合は金利も低く、借り入れや返済の際のATM手数料もわりと無料で済むことも多いです。

海外金融機関のカードでの現金引き出しは日本でも可能

もし、外国人の方が母国でカードローンを契約していたり、クレジットカードのキャッシング枠(ショッピング利用ではなく)があるなら、新たに日本でローン契約しなくても所持しているカードを利用した方が手間はかかりません。

ただし、それらのカードで日本のATMを利用するなら、ゆうちょ銀行やセブン銀行、シティバンク銀行のATMでの取り扱いしかないので注意してください。銀行のATMは対応していません。

日本でそれらのカードを利用して借り入れをした場合、円での現金引き出しまたはキャッシングになり、それにカード会社が定める金利がかかってくることとなります。

時に、VISAやMasterは世界中で確かに使えるのですが、契約しているカード発行会社によっては申請や連絡を使用の際にしないと不正使用と思われ海外で使えない事があります。

VISAやMasterはカードブランドではありますが、それを発行つまり、管理している会社は別です。
自分がどのカード会社で契約し、そのサービス内容に海外での利用がどのようになっているかを把握している必要があります。


おまとめローンは返済専用のローン?おまとめ後の借入はできない?


おまとめローン後の借入画像
「おまとめローン」を扱う業者が増えたことで、おまとめローンの申込者数も増加傾向にあります。そして、多くの人のおまとめローンに求めるメリットが金利の削減です。

それによって利息が減り、毎月の返済が楽になることを期待しています。おまとめローンは複数の借入を一つにまとめるため、おまとめローン業者からの借入額が高額になることから、貸出金利は現在の金利よりも当然低くなります。

確かに、金利が下がる分月々の返済額は少なくなりますが、金利が3~5%低くなったからといって高額の削減にはつながりません。

借入金額にもよりますが、毎月の返済額がせいぜい2~3千円低くなるくらいと思った方が無難です。それよりも、返済期間を長くすることの方が返済額を少なくするということでは大きな効果があり、1万円以上カットすることも容易です。

ただし、返済期間を長くすると利息が増えて結果的には現在の借入額よりも多い金額を返済することになります。2つのメリットを得ることは無理だということです。

おまとめローンのメリットは簡素化と返済計画の立て直しにあり!

指さし男性イラストおまとめローンの本当のメリットは「管理の簡素化」です。カードローンの数が複数あると返済日も複数あり、ひと月に何回も時間と神経を使わなければなりません。

また、返済を漏らしたり、間違えたりする懸念もあります。それが、おまとめローンによって借金が1つに集約されれば、1つの返済にだけ気を使えば済みます。

さらに、元金の減り方や利息の動きなども一目で把握できるため、確実な返済計画を立てられます。それが、おまとめローンの最大の効果です。

多重債務者というのは得てして返済に対する管理が杜撰になっている面があり、その雑な管理が新たな借金を増やすという負のスパイラルに陥っています。

なお、返済をコンビニATMから行っている場合は、返済が1つになることでATM手数料をカットすることもできます。

そして、おまとめローンの特徴が総量規制の例外扱いになっていることです。おまとめローンは総量規制の例外規定にある「利用者の一方的有利となる条件」に該当するため、借入額が年収の3分の1を超えたとしても借入が認められます。

おまとめローンは目的ローンのため新たな借入は原則禁止です!

ポイント説明男性イラストところで、多くの人が誤解していますが、おまとめローンはカードローンではなく、借り換えのための「目的別ローン」です。

従って、カードローンのような何回でも借入を繰り返すということはできず、一度契約をしたら借入金を完済するまで新たな借入はできません。

仮に、完済していない内に他の業者への借入の申込が判明すると、おまとめローン業者から借入残金の一括返済を請求される場合もあります

おまとめローンの利用者に対して貸出をする業者はありませんが、借入を申込んだという履歴が信用情報機関に残るため、申し込んだこと自体は分かってしまいます。

なお、新たな借入が禁止されているのは、すべての借金の返済を目的としておまとめローンを利用しているのに、その最中に新たな借入をすることは信義上、許されないからです。そのため、おまとめローンの審査は通常のカードローンより厳しくなっています。

カードローンはフリーローンよりもおまとめ後の自由度が高い

さらに、おまとめローンを調べるとカードローンとフリーローンという言葉が入り乱れていることかと思います。
実はこの二つ同じのようで借り入れ・返済の自由度に差があります。

なぜ、ここでそのような違いについて言及するのかといえば、どちらもおまとめローンとして利用できるからです。

まず、両方において注意したいのがおまとめでの利用目的が前提であれば、消費者金融のカードローンやフリーローンではなく銀行のローンプランとしてのそれらをおまとめ先に推奨していることが多いです。
消費者金融のカードローンやフリーローンは特別な状態(例:銀行ではおまとめ契約が望めない属性または度を越えた多重債務など)でない限り、おまとめをするメリットはほぼありません

ローンの一本化をする時に、おまとめ後も自由な借り入れ・返済を続けたい場合には銀行の通常カードローン(おまとめ用カードローンではない)での契約がいいでしょう。
この場合、おまとめをする意味はローン利用を続けながら金利をなるべく抑える事になります。

返済も随時返済がATMやネットなど多彩な方法で自分の都合に合わせて出来るとともに、借り入れも同じように出来るわけですから、完済を目指すのには正直あまり向きません。

また、通常のカードローンでおまとめをするには融資額が高額になる為、自ずと審査のハードルは高くなります。

逆に、フリーローンというのは多目的ローンともいわれ、まるで資金用途問わず利用も自由に出来そうなニュアンスを含みます。
しかし、実際は用途は何でも良いものの「何に使うか」はハッキリしている必要があります。

というのも、フリーローンでの貸付は高額の融資を一度だけするというものが多いからです。
そのあとは、借りた額の返済を完済するまで続けるだけで、追加借り入れは出来ない、または再度融資の申請が必要となります。

加えて、返済方法も約定返済日に口座からの引き落としや振り込みによるものだけで、随時返済に対応していない事も少なくありません。

追加で借り入れも出来なければ、返済も最初の計画の通りに進むので完済まではスムーズにし易く、ローンをまとめてそれ以上借りないようにするという目的の方には多少不便でもフリーローンのおまとめも十分する意味があるでしょう。

借り換え・おまとめを金融機関に相談してみる!

おまとめローンという商品名でなくても、借り換えやおまとめ先として利用できるローンもあるので、結局どこでおまとめ契約出来るのか分からなくなってしまう事もあると思います。

また、本当に自分のローンは一本化した方が低金利になったり、返済額が下がったりというメリットがあるのか、なかなか一歩が踏み出せない事もあるでしょう。

もし、おまとめローン契約を考えているものの、本当に希望のローンで契約出来るのか、利息や返済額がカットできるのか不安な場合は、申し込みを検討している金融機関に問合せて相談してみましょう。

特に、銀行ではおまとめできず、消費者金融の専用ローンでのおまとめを検討している場合は相談してから申し込む事をオススメします。

金融機関はそれぞれ問合せ先として電話番号を用意していたり、昨今はメールフォームなどからも簡単に相談が可能です。

ちなみに、弁護士や司法書士などの専門家に相談することも考えるかもしれませんが、そちらは債務整理などを勧められる可能性があります。

個人で営んでいる弁護士事務所などは、相談者がおまとめローンでまだ立ち直れる状態でも、利益を先に考え債務整理を勧めてくる事が中にはあるようです。

どうしても専門家に相談したい場合は、法テラス(日本司法支援センター)やJCCO(日本クレジットカウンセリング協会)などに相談に行った方が中立的な意見が聞けるでしょう。


おまとめローンは返済期間が重要なポイント!


返済の階段画像

近年、消費者金融は「おまとめローン」を販売するようになっていますが、その理由には新たなサービスの提供とともに、主力のカードローンにおける大幅な貸出額の減少もあります。

2010年に貸金業法による総量規制が導入されたことで、利用者の年収の3分の1までに貸出は制限され、1社で50万円以上もしくは複数の貸金業者からの借り入れ総額が100万円以上の場合に利用者の収入証明が必要になる事もあって、どの業者も貸出総額はピーク時の半分以下にまで激減しています。

その為、高額の貸付が出来るおまとめローンはその貸出額減少分をカバーするためのツールでもあります。

おまとめローンのからくりは一本化によって上限金利が下がること

ポイント説明男性イラストおまとめローンを利用する第一の目的は金利の削減です。

ただ、金利が下がるのは何もおまとめローンが特別な金利の設定をしているわけではなく、単に借入額が増えたことで金利が低くなる、というしくみなのです。

例えば、消費者金融から50万円の借入をすると金利は通常18%になることから、50万円の借入を3社から行えば、18%の金利で150万円の借入をすることになります。

しかし、3社からの借入を1社にまとめて借入額を150万円にすれば、通常でも金利は15%以下になります(貸金業法では100万円以上は上限金利が15%のため)。
これがおまとめローンにして金利が低くなる理由です。

さらに金額が大きい場合には、10%台をきる金利設定でおまとめローンは契約できることもあるので、借り入れ利用者に有利なローンプランといえます。

大体、融資額300万円くらいから8~9%の金利になります。

また、ローンを一本化すると支払い日も統一され管理しやすくなり精神的な不安も減りますし、借入額にかかる金利も一つですから利息の計算がし易くなるというメリットもあります。

3%程度の金利引下げでは返済金額自体はそこまで下がらない

指さし男性イラストおまとめローンの場合、金利が若干低くなっただけではそれほどのメリットはありません。

例えば、金利が18%で金額が150万円の借金を3年(36回)で返済する場合、毎月の返済額は約5万4,000円です。

そこで仮に、金利が15%に下がったとしても毎月の返済額は約52,000円にしかなりません。一方、利息は約45万2,000円が約37万2,000円に減るため8万円が助かりますが、返済自体がそれほど楽になるわけではありません。

さらに金利が5%下がって13%になったとしても毎月の返済額は5万500円であり、18%の時より3,500円しか減りません。

かといって、金利を10%以上低くしてもらおうというのは非現実的です。

要するに、おまとめローンは金利を低くするだけではさほど意味がなく、金利の削減に返済期間の延長が加わると効果を発揮します。

高い金利のまま返済を長くしていくよりは、低い金利でおまとめ前と同じ返済期間で返済をしていった方が、利息は少なくなるといえるでしょう。

ただし、おまとめローンで金利を引き下げることが出来たからといって、あまりにも返済期間を長期化させるのはおすすめしません。

おまとめローンで返済期間を長くすると返済総額が増えるデメリットが!?

おまとめローンでは、金利の他に毎月の返済額も少額になるメリットがあります。

ところが、毎月の返済が少額である場合、残高がなかなか減っていきません。

すると、返済期間が長期化し、その分利息が嵩んでしまうので完済時の返済総額が結局高い!というデメリットが起こってしまいます。

例えば、返済期間を3年ではなく5年(60回)にすると、金利が15%でも毎月の返済額は約3万5,600円になり、金利が13%になると3万4,100円まで減少します。

2万円近く減るため、返済に対する負担感が大幅に解消できます。

ただし、返済期間を長くすればその分利息を支払う期間も長くなるため、完済時の返済総額はおまとめローンにする前よりも多くなります。

【注目】
例として、金利18%の150万円の借金を3年で返済すると、返済総額は約195万2,000円ですが、同じ150万円を金利15%にしてもらっても返済期間が5年になると、返済総額は約214万1,000円にアップし、約19万円が増額されます。

【金利18% 150万円 返済期間3年】→総返済金額1,952,000円

【金利15% 150万円 返済期間5年】→総返済金額2,141,000円

金利を3%引き下げたものの、返済期間を3年から5年に増やしたことで、完済までに支払う総返済金額は約19万円増える。しかし、月々の返済金額は大きく下がるので、返済は楽になります。

金利が13%であっても返済総額は204万7,000円になり、増えることに変わりはありません。

おまとめローンにしたからといって何から何まで楽になるわけではないため、初めに何を目的にするのかを明確にすることが肝心です。

多少、返済期間が延びても直近の月々の返済負担を減らしたいなら、最低返済額が少なくて済むところでおまとめするのがいいでしょう。

ローンを早く完済する目的なら金利はとにかく低く、毎度の返済額はそれなりに支払うところで総支払額の利息分の負担軽減をしての返済が可能なところがいいでしょう。

また、繰り上げ返済をするのに銀行振り込みしか方法がなく、振込手数料がかかってしまうような金融機関はあまりおすすめしません。

ATM返済での繰り上げ返済も同じく、時間外や有料提携ATMを利用して手数料がかかってしまうような返済の仕方は避けるべきです。

おまとめ後の完済までの返済期間を短縮するには、繰り上げ返済は欠かせません。

総支払額を抑えたり、返済期間を短縮する為に繰り上げ返済をするというのに手数料がかかってしまっては、自分で負担額を増やしているようなものですから注意しましょう。

繰り上げ返済をしすぎて返済が厳しくならないように!

確かにおまとめ後に早期完済をして利息を抑えるには、繰り上げ返済が有効です。

しかし、おまとめローン契約直後に高額で返済をして、しばらくして息切れになってしまわないようにも注意してください。

おまとめローンとなると、残高も高額ですから繰り上げ返済を張り切ってしたからといって、数カ月で完済出来るわけではないです。

おまとめローン契約後の返済で大事なのは、定期的に返済計画を具体的にシミュレーションすることといえます。

最近は金融機関の公式サイトで簡単に返済シミュレーションができますし、より正確な返済計画を立てたい場合は銀行や消費者金融に電話などで問い合わせても良いでしょう。

おまとめローンに失敗してしまう事もある!?

おまとめは確かに審査に通れば、利用者にある程度は有利になるローンの仕組みですが、一本化したいローンの金額全てがまとめてもらえないこともあります。

例えば、短期の延滞が何回かあるという履歴がある場合や、年収がまとめたいローン残高に見合わないとそういう事があります。

3~4社以上ある借入先全部の残高とまではいかなくても、2社分をとりあえずまとめて金利が確実に下がるならおまとめした方が得ですが、金利1~2%の差異であれば全額おまとめしてもらえそうな他の金融機関をあたるか、自分の収入と残高の頃合いを見て審査に問題がなさそうになってから、全部を文字通りいっぺんに一つのローンにまとめた方が良いです。

ただ、おまとめローンでの契約をすると基本的に追加での借り入れが出来なくなるので、少しでも借りてしまうのを防ぎたい、確実に完済をしていきたいという事なら、借入先の一部だけでもおまとめ契約してしまって、物理的に返済しかできなくしてしまうのは、借り過ぎを防ぐには良い方法かと思います。

ちなみに、他の金融機関をあたる場合には短期、極端な例を出すと1ヶ月に3社も4社もおまとめ契約をあちらこちらで申込むのはいただけない(審査回数なども履歴で残る)ので、間をおいてリベンジするようにしましょう。

また、おまとめローンは扱う金額が高額で、中には多重債務で首が回らなくなっている方も少なくない為、悪徳業者が甘い売り文句を謳っていることが少なくありません。

そのような業者の詐欺行為などにひっかからない為にも、おまとめローンに限りませんが知名度のある大手の金融機関を利用するようにしてください。

借り換えについてさらに詳しく☞


銀行のキャッシュカードでカードローン契約・利用するコツ


tenbin

キャッシュカードのローン機能追加は本当に便利?

最近キャッシュカードにローン機能を追加する方法でカードローンが組める銀行が多いです。

実際、預金口座があるところでカードローンを組むと、融資までの時間が短縮出来たり、申し込みや審査のための必要書類が一部省略出来て借入始めが便利なのも事実です。

また、ローンを組んでいることをなるべく秘密にしたい際にも、見た目にはキャッシュカードそのままなので兼用カードであれば変に隠す必要がなくて済みます。

しかし、いざカードローンとして利用し始めると不便を感じることもあるかもしれません。

というのも、大体の兼用型ローンカードはローン専用カードと比べて利用できるATMの数が少なくなるからです。

主にゆうちょや提携金融機関での利用が制限されてきます。残高照会や振り込み、振替、一番困るのは借入や返済が出来なくなる事です。

勿論、ローンと口座の利用をしている銀行のATMとそこと提携しているコンビニでは使えるのですが、それらが自分の生活圏から遠い際に代理で使っていたそれ以外のゆうちょや他の金融機関が使えなくなるとしたら不便に感じますよね?

ただし、インターネットバンキングを利用しているためATM自体使わないので構わない。という場合には、このローン兼用キャッシュカードは便利です。口座から何かの引き落としがあった時、残高が不足していれば自動でその口座に貸し付けてくれたり、返済も約定日に自動で口座から引かれるのでうっかり延滞なんていう事も防げるのは非常に良い点です。

説明男性イラスト

こういうと、じゃあキャッシュカードとローンカード兼用の意味は?となるかもしれませんが兼用カードは持っている銀行の口座をローンで円滑に利用できるようになるというのがやはり一番のメリットです。その為他からの入金のために手数料分をかけてまでの利用が一部制限されてしまうという事なのです。

 

ただ、いくら昨今はIT化が進んでネットの利用者増えたといっても、そもそもネット利用が苦手な高齢の方やアナログの慣れ親しんだ安心感を求める方はいますからそういう方は、兼用カードで申し込みをして後々借り入れや返済がATMでしづらいという事がないようにカードローンはカードローンで専用のカードの利用をお勧めします。

銀行ATMにカードローン申込画面が出る=契約確実!?

このできるキャッシュカードと併用出来るカードローン、実は長く良く銀行の顧客をしていると普通にATMで自口座から預金や引き出しなどをしている時に、申込めることがあります。

主にメガバンクといわれる大手銀行でよくあることなのですが、カードローンといえば借金ですから、急にATMの画面にカードローン申し込みと出て困惑する方もいるようです。

そのように、銀行ATM利用時にカードローン申し込み画面が出る場合、利用している銀行のカードローン審査が高確率でパス出来ます。

銀行で本人確認書類などを提出していたり、他のローンを利用・完済をしたことがあったり、そうでなくても預金額が多く取引の利用履歴が良いものであると、銀行側から「ぜひ、お金を借りてください」という事でATM画面にカードローン申込画面が出るのです。

ただ、それはあくまで申し込み画面であり自動的に契約させられるわけではありません。利用したくなければ、契約しないことは可能です。

逆にその画面から契約を進めることも、もちろん可能です。

その場合、ATMから戻ってきたキャッシュカードにローン機能が付随される形になり、ローン併用型キャッシュカードとして借り入れや返済に使えるようになります。

この際に、契約するローンプランはその銀行で扱っている通常のカードローンのものではなく、上述したキャッシュカード兼用カードローンのプランとなることが多いです。

もし、通常のカードローンと内容が違う(例:金利や限度額に差があるなど)場合は一度両方のローンを比較して吟味してから契約申し込みをするのも良いと思います。

昔と比べて、銀行は個人向けの少額融資にも力を入れています。その為、銀行側からこのようにローン審査の基準を満たすような収入や属性、利用実績がみられる金融取引において信用の出来る顧客にカードローン利用を勧める事があるのです。

銀行カードローンは借り換えも可能☞

以下、ローン利用の際に不都合が軽減できるように、現在人気の大手銀行カードローンを例に、キャッシュカードにローン機能を付けると何が出来て、何が出来なくなるかを簡単にまとめておきます。

三井住友銀行のキャッシュカード兼用型カードローン

口座が既にあるとWEBを使って審査結果がわかり、融資が早く受けられるようになります。

兼用型の申し込みはインターネットバンキングから可能です。

契約後は、お馴染みのキャッシュカードを使って借り入れが簡単に可能で、インターネットバンキングを使って振り込みや振替も出来ます。

また、使っている普通預金口座を返済用預金口座とした場合、支払い時に残高不足を補う自動融資が受けられるようになりますが別に手続きが必要となります。

ATM利用については、ローン専用カードの場合はゆうちょ銀行、イーネット、ローソン、セブン銀行で手数料が無料で提携金融機関のATMも有料にはなりますが、借り入れと残高照会は可能です(提携金融機関のATMからの返済は出来ない)
兼用カードでは、上記のコンビニATMは同じく無料で問題なく利用できますが、ゆうちょ銀行と提携金融機関のATMは借入・返済、残高照会すべて出来なくなります説明男性イラスト

コンビニATMの利用は兼用カードでも問題なく出来るのは三井住友の利点です。

ただし、ゆうちょATMを利用されることが多い方は、ローンカード専用でのカードローンをお勧めします。


三井住友銀行カードローン公式サイトはこちら⇒

みずほ銀行のキャッシュカード兼用型カードローン

みずほ銀行も既存のユーザーに対して厚遇でローンを組めるのでお勧めです。

また、キャッシュカード兼用型を希望すれば自動で自動貸越機能と自動振替サービスがついてくるのも便利です。

ATM利用については、ローン専用カードの場合はイーネット、ローソンでは借入・返済、残高照会、振り込みが出来、セブン銀行とゆうちょでは借入・返済、残高照会までが出来、提携金融機関では借り入れと残高照会が出来るようになっています。(振替はみずほ銀行ATMのみから出来る)
兼用カードでは、セブン銀行以外は問題なく同じようにコンビニATM利用が出来ますが、セブン銀行ATMでは残高照会が出来なくなり、ゆうちょや提携金融機関での利用は全くできなくなります。

インターネットやコンビニATM利用がメインになる方は兼用型カードローンだとメリットがあるのが嬉しいみずほ銀行です。

みずほ銀行カードローン公式サイトはこちら⇒


WEB完結のカードローンってなに?郵送物なしって本当?


WEB完結の画像

消費者金融のカードローンには通常のカードローンの他に、「WEB完結」というものがあります。

WEB完結というのはその言葉通り、インターネット上でカードローンの申込から契約、借入・返済まで全てできるということです。

WEB完結が採用された背景にはインターネットの利便性の活用がありますが、それとともに利用者の心理への対応も切り離せません。

近年、大手消費者金融は銀行の傘下に加わっているため、過去、サラ金と呼ばれていた時代に比べるとイメージが良くなっていますが、それでも銀行カードローンと違って利用者には使っているところを知られたくないという意識が強くあります。

そこで、利用者以外の誰の目にも触れないでカードローンを利用できるようにしたのがWEB完結です。

WEB完結ならば、審査も問題なく進めば審査担当者と電話で話す必要もありません。

申込みから借入まで誰とも話すことなく、電話連絡もなしで借りることができるのです。(※審査で本人へ聞き取りが必要な場合がありますので、その場合は電話連絡が入ります。必ずしも電話連絡なしとは言い切れません。)

WEB完結の申込は当然、パソコンやスマホを使ってネットから行います。

ネット上の申込用フォームに必要事項を入力して送信すれば手続きは終了です。

なお、審査の際に本人確認書類(運転免許証など)の提出が必要になりますが、それもデジカメやスマホで撮った本人確認書類の画像データをホームページからのアップロードやスマホアプリからの送信で対応します。

その様に、WEB完結では名前の通り、ネット上で全ての手続を完了させられるので、人目に付きません。

したがって、家族や知人、職場の人などに借金をしている事がバレないように内緒でカードローン契約をしたい方に、特におすすめです。

自宅への郵便物なしで借りられるWEB完結カードローン!

【カードローンをWEB完結で借りるメリット】

  • WEB上で契約ができるので、契約書に署名する必要が無い
  • カード不要にすれば、自宅へのカードや契約書の郵送が無くなり何も郵送物が無くなる
  • 連絡は主にメールなので連絡も最小限。来店不要で簡単に手続きができる
  • 電話連絡も自宅への郵送もないので誰にも知られずに借りることができる

指さし男性イラスト

WEB完結のメリットとして、基本的にカードローン会社と利用者とのやり取りはすべてメールで行われ、審査結果の報告や契約の手続きもメールで案内されます。

そして、WEB完結の目的が利用者以外に知られないことでもあるため、郵送物は一切なしで借りることができます。

WEB完結で有名なのはSMBCモビットです。

SMBCモビットのWEB完結はいち早くカードレスに対応したため、「電話連絡・郵便物一切なしで借りれる」をキャッチコピーとして大々的にネットで宣伝しています。

一度も借りたことが無い人は、「電話連絡も郵便物もなしで借りれるのが普通じゃないの?」と思うかもしれませんが、カードローンでは審査の段階で本人への在籍確認として携帯に連絡することは当然であり、その際に審査に関係する事項をある程度聞くことが一般的になっていました。

また、WEB上で完結するWEB完結の場合でもカードだけは自宅へ郵送されることになるので(郵送することによって居住確認も兼ねていたので)、郵送物一切なしは今まで無かったことなのです。

しかし、SMBCモビットWEB完結契約はカードの発行自体を無くすことによって、自宅への郵送物を無くしたのです。もちろん、契約書類や利用明細書も送られることはありません。

郵送物なしというのも大きなメリットですが、電話連絡なしというサービスはSMBCモビット独自のサービスとなっており、バレないカードローン契約に一役かっているといえるでしょう。

SMBCモビットのWEB完結公式はこちら⇒

SMBCモビットで郵送物・電話連絡なしのWEB完結をするには、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行みずほ銀行のいずれかの口座と社会保険証(組合保険証も可)が必要です。

プロミス24時間融資可能

SMBCモビットに追随したのがプロミスです。

プロミスはWEB完結も可能で、返済を口座振替にする(対象金融機関は200行以上あります。)ことで、カード発行しないを選択できるようになり、カードの郵送を回避することができるようになりました。

今まで自宅への郵送を回避するために自動契約機まで行って借りていた人も、プロミスがWEB完結も対応可能になったことによって、郵送を心配することなく安心して申込ができます。

WEB完結も対応可能なプロミス公式はこちら⇒

内緒で借りたいなら銀行カードローンよりもWEB完結の消費者金融へ!

ポイント説明男性イラストこのように、消費者金融のWEB完結では自宅へ書類やカードなど何も送られることなく借入することができます。一方、銀行カードローンの場合、WEB上で契約まで完結できるところが多くありますが、自宅へ郵送物一切なしはまだありません。

WEB上で手続きが完了となる、ネットバンクのオリックス銀行カードローンでも、自宅にはローンカードが届きます。

他の銀行カードローンでもカードが自宅に届くケースが多く、銀行は昔の消費者金融同様、自宅へカードを送ることによって、最終的な在籍確認をしているのです。

このことから、誰にも知られずに内緒で借りたいと思っている人は、銀行カードローンよりもWEB完結をしている消費者金融のSMBCモビットかプロミスの方が断然に良いでしょう。

金利は高くはなりますが、自宅に郵送が無いことは借入を知られる心配もありません。金利が安くても借金を知られてしまったら元も子もないですから。

郵送物なし電話連絡なしWEB完結のポイントまとめ

WEB完結のまとめ

WEB上で契約が完結できるWEB完結は多くのカードローンが採用していますが、自宅への郵送物を無くし、電話連絡も無しにしているWEB完結はいまのところ、消費者金融会社の一部しか対応していないのが現実です。

しかし、今後郵送物や電話連絡が無いWEB完結はより一層拡大していくことは目に見えています。

なぜなら、利用者はそれだけ借入の事に気を遣っており、より安全にプライバシーを保護した借入先を求めているからです。

カードローンを選ぶ選択肢の一つとして多くの人は金利が重要だと言いますが、それと同じぐらいに内緒で借りられる借入先もカードローンを決める上で大事なポイントになっているのは間違いありません。

WEB完結で借りる場合と、それ以外で借りる場合、何が違うのか?と言えば、そこまで大きな違いは無く、カードが有るか無いかの問題が大きいだけです。

カードレスでWEB完結することによって、自宅への郵送は無くなりますが、実際はカードは有った方が便利です。

WEB完結対応も可能なプロミスでカード不要で借りた後に、カード発行も可能なことから、一旦カードレスで借りておいて、後日カード発行をしてもらうパターンが1番良い方法と言えるでしょう。

WEB完結カードローンの特徴と要点

【借入・返済】
カードが発行されないことから(カードを発行することも可能です)、借入は銀行口座への振込キャッシング専用となります。仮に、現金が手元に必要な場合は振り込まれたお金を銀行口座から引き下ろします。
また、返済もATMが利用できないため、銀行口座からの引き落としの手続きが必要です。ちなみに、振込キャッシングも口座引落も手数料は無料です。

【取引確認】
借入・返済時における紙媒体の利用明細書は発行されません。従って、取引の状況を確認するには会員ページに掲載されるデータを閲覧します。

【在籍確認】
カードローンの審査では通常、電話による勤務先への在籍確認が行われます。WEB完結契約の場合も、原則同じです。
電話での在籍確認は業務担当者の個人名で行われるため、勤務先の同僚に知られることはありませんが、それでも心配する利用者が少なくありません。また、近年は個人情報保護法の観点から、取引先以外の業者からの従業員に対する問い合わせを受け付けない企業が少なくありません。
そこで、WEB完結に特化しているSMBCモビットでは、WEB完結契約できる条件を満たすことで、電話連絡一切なしにすることが可能です。
※審査によっては電話による在籍確認が必要になる場合もあります。


おまとめローンと借り換え用カードローンの違いとは?


おまとめと借り換えの違い大手消費者金融では「おまとめローン」を販売しているところが多くありますが、銀行でおまとめローンを扱っているところはほとんどありません。銀行カードローンのホームページには「おまとめ」用とか、「借り換え」用という言葉が見られますが、あくまでもカードローンであり、おまとめローンとは違います。

少し分かり易く説明すると、銀行カードローンは事業性資金に利用しなければ、原則使途自由のカードローンとなっています。そのため、融資金をどう使おうが借りた人の自由であり、おまとめローンに利用しても、借り換えとして利用しても問題はないのです。銀行としてはあくまでカードローン(使途自由)として貸付しただけであり、おまとめローン専用(おまとめ以外の利用禁止)では無いと言うことです。

なので、銀行カードローン=おまとめローン・借り換えローン禁止と言うことではありませんので誤解しないようにしてください。銀行カードローンを借り換えやおまとめに利用しても問題ありません。しかし、一部の銀行ではおまとめローンとして利用することを禁止している銀行もありますので注意が必要です。(借り換えを禁止しているところは無いと思っていただいて構いません。)

借り換えローンとおまとめローンでは目的が明確に違います!

指さし男性イラスト借り換えに使えるカードローンもおまとめローンも複数のカードローンの残債をまとめることでは同じですが、システムは全く異なります。

おまとめローンというのは複数のカードローンの残債を一括して返済するための資金を借り入れる「目的別ローン」であり、資金の使途はカードローンの返済に限定されています。

そのため、おまとめローンはカードローンではありませんので追加の借入はできず、契約後はおまとめローンからの借入金を返済するだけです。あくまでおまとめローンは、完済するために契約するローンであり、契約時に返済回数と最終返済日を設定し、それに向かってただひたすら返済していく目的ローンなのです

一方、借り換え用というのは単にAというカードローンからBというカードローンに換えるだけのことです。借り換えるカードローンがいくつあっても同じことです。つまり、カードローン間の移動にしか過ぎないため、カードローンとしての基本的な利用条件や利用方法は変わりません。

そのため、AからBに借り換えしたとしても、当然限度額内で追加借入もできますし、いたって普通のカードローンなのが借り換えローンです。

おまとめローンと借り換え用ローンではこのように、「目的」が根本的に違います。おまとめローンを利用するのは現在のカードローンをすべて完済させられるとともに、その後の返済がしやすいように返済期間の調整が行えるからです。

とにかく、毎月の返済額を大幅に減らして家計の破綻から回復させることが目的です。但し、毎月の返済額を少なくするために返済期間を延ばせば返済総額が現在より増えることもあり、だからこそ、おまとめローンの案内ページには「返済総額が減らない場合もあります」という断り書きが載っています。

借り換えローンの目的は金利を低く(安く)すること!

説明男性イラストカードローンを借り換える場合の目的はただ一つ、現在のカードローンより金利の低いカードローンにして利息の負担を減らすことです。

当然、金利が大きく下がれば毎月の返済額も現在より数千円少なくなりますが、返済期間の延長に比べると効果は限定されます。効果を最も生かすためには金利を下げた後も、毎月の返済金額を下げないことです。

この場合は金利引下げによって発生利息が少なくなりますので、同じ返済金額を支払いしていれば借り換え前よりも返済回数は短くなり、早く完済できることになります。完済目的では無くても、残高の減り具合が違うので限度額内で追加借入できる金額も増えてくることでしょう。

カードローン借り換えによるメリットは利息が大きく下がること!

金利計算のイラストカードローンを借り換える場合は金利の差が大きくないと意味が無いため、消費者金融のカードローンから銀行のカードローンに借り換えることが中心になります。

例えば、消費者金融のカードローンから50万円を借りると金利は通常18.0%であるため、2社から借りると18.0%の金利で合計100万円を借りることになります。

その100万円を1社の銀行カードローンに借り換えれば金利は12.0%、低いところなら10.0%になります。そうなると、1ケ月分の利息は金利18.0%の場合の1万4,700円から、金利12%で9,800円、金利10%で8,200円へと減ります。これが、借り換えの最大のメリットです。

金利ごとによる利息比較【100万円】

金利1ヶ月の利息
18.0%14,794円
15.0%12,328円
14.0%11,506円
12.0%9,863円
10.0%8,219円
ポイント説明男性イラスト上記の表は、100万円借入残高があった場合、金利によってどれだけ発生利息が違うかを計算したものです。消費者金融から借りている場合最も多いのが金利18.0%です。大手のアコム、SMBCモビットで借りているのならば多くの人が18.0%の金利設定になっていると思います。

消費者金融ではなく、銀行カードローンの場合、金利は15%以下になっています。三井住友銀行では金利14.5%、三菱東京UFJ銀行では14.6%、楽天銀行が14.5%と、14%台の金利が1番多くなっています。

13%台の金利ではイオン銀行カードローンが上限金利13.8%です。また最近出たソニー銀行カードローンも上限金利が13.8%となっており、13%台でも充分に低金利と言えます。

12%台ではりそな銀行のプレミアムカードローンが12.475%です。10%台のカードローンは今のところ該当がないのですが、住信SBIネット銀行のプレミアムカードローンは上限金利が7.99%となっていますので、カードローンの中では最低金利と言えるでしょう。

※住信SBIネット銀行の7.99%の金利はプレミアムカードローンの審査に通った場合です。スタンダードコースの場合金利は14.79%となります。


消費者金融の借り換えローンは借りない方が良い?


借り換えローンは銀行カードローンだけではなく、消費者金融でも商品として出している会社があります。有名なのはアイフルのかりかえMAXです。

アイフルでは、おまとめMAXとは別に借り換え専用の商品として、かりかえMAXがあります。アイフル以外にもアコムでも借り換え専用のローンがあるのですが、消費者金融の借り換えローンって、実際どうなのか?気になるところです。

ズバッと答えを言うのであれば、カードローン借り換えをするにあたって、消費者金融の借り換えローンはあまりおすすめしません

その理由は、まず金利が銀行カードローンに比べて高い点です。借り換えの一番のメリットは金利を引き下げる事です。はっきり言ってしまえば、金利を下げる以外に重要な借り換えの目的などありません。

借り換えローンでは金利だけを重視して選べば、借り換えの目的は達成するのです。そこで消費者金融の借り換えローンの金利を見てみましょう。

消費者金融の借り換えでは低金利にならない!

アイフルのかりかえMAXは金利12.0%~17.5%、アコムの借り換えローンも金利は7.7%~18.0%となっており、お世辞でも低金利とは言えない年率です。

アイフルの17.5%は、他の消費者金融から借り換えできるように、多少金利を下げていることが分かりますが、アコムの18.0%はフリーローンと同じ金利であり、全く借り換えの意味を持たない設定になっています。

銀行カードローンであれば、上限金利が15%以下になっているローンが多く、ここ最近は低金利競争が激化しているせいで、銀行カードローンの上限金利も下がってきている傾向にあります。

特にソニー銀行カードローンでは金利2.5%~13.8%となっており、上限金利13.8%はイオン銀行カードローンと同じ低さです。

その他、メガバンクのみずほ銀行は年1.5%~13.5%(住宅ローン利用の金利引下げ適用後)、三井住友銀行は4.0%~14.5%、三菱東京UFJ銀行は4.6%~14.6%となっており、どの銀行カードローンも15%未満の金利になっているのです。

ここまで銀行カードローンが低金利の中、わざわざ消費者金融で借り換えするメリットはどこにもありません。借り換えすると言うことは、新たに契約をすることになりますので、信用情報にも新規借入として登録されます。

大して金利が下がらない消費者金融で借り換えするぐらいなら、はっきり言って借り換えせずにそのままでも利息は大きく変わらないのです。

オススメの借り換え先はみずほ銀行カードローン?

低金利のカードローンと言えば銀行というのは先述した通りですが、その中でも低金利と言えるのは、やはりみずほ銀行カードローンです。

加えて、みずほ銀行は、利用使途に借り換えOKとしています。

銀行カードローンでも、全ての銀行が借り換えやおまとめを許可しているわけでは無く、例えば三菱東京UFJ銀行カードローンは、借り換えはOKでも、おまとめローンとしての利用は禁止となっています。

その点、みずほ銀行の広告には、消費者金融からの借り換え可能と書いてあることから、安心して申込みすることができます。

借り換えやおまとめでのカードローン利用を公式HPや広告で宣伝しているところは、そのような目的でのローン契約に積極的であり、逆にそうでないところでの借り換えやおまとめは難しくなっています。

また、みずほ銀行は、正に高額低金利といえる年2.0~14.0%(※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。)が適用される可能性があります。

ただし、金利や限度額は審査結果によって決まります。

その為、契約額が少額の場合は思ったよりも手金利にならない可能性が否めません。

みずほ銀行の金利

利用限度額金利
10万円以上100万円未満年13.5%
100万円以上200万円未満年11.5%
200万円以上300万円未満年8.5%
300万円以上400万円未満年6.5%
400万円以上500万円未満年5.5%
500万円以上600万円未満年4.5%
600万円以上800万円未満年4.0%

同行住宅ローン利用でカードローンの基準金利から金利を年0.5パーセント引き下げ適用後の利率となっています。

みずほ銀行カードローンについてさらに詳しくはトップページへ☞

普通のみずほ銀行カードローンに借り換えるのも良いですが、みずほ銀行にはわたし応援ローンという女性向けカードローンプランもあります。

これはみずほMy Wingsというサービス内にあるカードローンプランで、女性の方に嬉しい特典プレゼントなどがあるカードローンでは珍しいタイプのものです。

みずほMy Wingsのように特殊な利用特典が付くのは金融機関の中でも、今挙げたわたし応援ローンとプロミスの会員登録によるカードローン利用だけとなっております。

このようなサービスがみずほ銀行カードローンにはあるので、消費者金融だけでなく、他の銀行からみずほ銀行に借り換えるメリットもあるといえるでしょう。

デメリットとしては、提携ATMの利用手数料が有料なので、頻繁に借入・返済を行う人は手数料だけで大きな金額になってしまう事です。

また、カードローン利用にみずほ銀行の口座開設が条件になっていることと、提携ATMより任意返済したとしても、必ず月1回口座引き落としがありますので、ATMで返済したからと言って、その月の返済を繰り越しできるわけではないのでその点には注意が必要です。

貸金業者でも銀行カードローンより低金利なところもある!?

消費者金融の借り換えは金利が高いからやめておいた方が良いと書きましたが、貸金業者でも銀行カードローンより低金利なところも実はあります。

それは、三井住友カードゴールドローンです。三井住友カードゴールドローンは金利3.5%~9.8%となっており、貸金業者なのに、銀行カードローンよりも低金利になっています。

オリックス銀行で契約を検討している人ならば、オリックス銀行カードローンの1.7%~17.8%よりも、上限金利は断然に三井住友カードの方が低金利です。

基本的にカードローンの金利は上限金利での適用です。

しかしながら、審査の厳しさと言えば、オリックス銀行よりも三井住友カードゴールドローンの方が金利が低い分厳しくなっています。

消費者金融で借り換えをするのであれば、三井住友カードゴールドローン以外はおすすめしません。やはり、銀行カードローンで借り換えを申込みすることが最善の方法と言えるでしょう。

どうしても銀行でローン借り換え契約が組めない場合は?

銀行へのカードローン借り換えがおすすめなのは事実ですが、色々な事情で銀行のローン審査に通らないという事もあると思います。

その一つには銀行で借りるには金額と返済能力が見合っていないという事が挙げられます。

この場合は、現在の残高すべて借り換えるのはいったん諦めて、その一部を希望額として銀行のローン審査に臨んでみましょう。

意外と希望額を少し低めただけで、その後審査に通った!というパターンはあります。

おまとめの場合は、銀行で通常のカードローンを借り換え先にするのがおまとめ後でも追加借り入れが出来る(銀行でもおまとめ専用プランの場合は追加借り入れは不可)ので便利ですが、その方法ではローンの一本化が出来ないという場合は、最終手段として消費者金融のおまとめプランで契約をしましょう。

消費者金融でローンの一本化をする際は、総量規制の例外貸付になるので、年収の1/3以上の金額での借り入れになっても問題ありません。

ただし、何度もしつこいようですが銀行でまとめるよりは金利が高く付きます。

加えて、ローンをまとめる為に借り入れをした後は、ひたすら完済するまで返済をしていくだけで、追加借り入れは出来ませんし他での新規契約も不可能です。

それでもいいから、何とかローンを一つにまとめたい!というところまできたら、消費者金融のおまとめローンを利用するといいかと思います。

審査はいずれにせよあるので、もし消費者金融でも銀行でもおまとめさえできないという場合は、一度債務整理を考えるか国の融資機関に相談することを検討しましょう。

万が一消費者金融に借り換えるならアコム?

銀行ローンへの借り換えは上手くいか無かったという場合に、借り換えたい金額が300万円以上であるなら消費者金融のアコムも借り換え先に見込んでみても良いと思います。

アコムは最近、限度額が800万円になったのに伴って下限金利も3.0%に下がりました。改正されたアコムで300万円以上を借りると4.7%~7.7%の金利で借り入れが可能です。

他の消費者金融では限度額や残高ごとに金利設定がされているわけではなく、100万円以上の借り入れは15.0%の金利となる。としているだけですから、明確に金利と限度額が提示しているアコムは分かりやすいです。

ただし、何度もくどいようですが、カードローン借り換えをするなら銀行の方が確実に低金利に借り換えが可能です。

その為、あくまで消費者金融のアコムでの借り換えを考える場合は、300万円以上の金額での借り換えで銀行への借り換えが上手くいかなかった時の手段と思っておきましょう。


カードローン借り換え方法はどうやってやるのか?


カードローン借り換えをするにあたって、借り換えってどうやってやるの?と分からない人もいると思います。

確かに借り換えと聞くと、特殊融資を想像してしまい、カードローン会社が借りている会社に連絡して直接交渉するみたいな難しいことを考えている人もいるかもしれません。

しかし、借り換えとは、カードローン会社が仲介するわけではなく、ただ単に自分で新しい借入先から融資を受けたお金で、今の借りているローンを完済する、ただそれだけのことなんです。

カードローン借り換え申し込みのやり方=実は簡単!

借り換え専用のローンプランがあればそれに申し込むだけですし、通常のカードローンで借り換える場合も借り換えが目的であるという意思を貸付側に伝えるだけです。

後者の通常のカードローンで借り換え利用する場合、電話からの借り換え申込みなら、オペレータにその旨を伝えるだけです。

その他の申し込み方法(WEB申し込み・自動契約機・書類郵送など)なら、借り換えに積極的な金融機関であれば申込時の資金用途の欄に借り換えという選択肢があります。
もし、そういった項目がないなら備考欄など自由に書いたり入力できる箇所に、今借りているローン会社名や残高、金利などの融資に関わる情報と借り換えでの利用希望であると記載すれば、借り換えの申し込みであると貸付側は判断しそれに準する審査を行ってくれます。

ちなみに、借り換えの審査は利用者の借り換え希望の負債額が問題なく返済出来る見込みがあるかどうか、という点が主に重視されるようです。

カードローンの借り換えは、新規借り入れを増やすことではなく既に契約しているローンを別の金融機関の貸付契約に乗り換える為、負債が増えることはありません

借り換えの主な目的は、端的にいってカードローン利用における返済負担の軽減に尽きます。
残高を既にローン契約しているところから、新しい契約先に借り換えることで、利息を抑えたり月の返済負担を軽くするためにカードローンの借り換えはするのです。

おまとめ借り換え

※オリックス銀行はカードローンの借り換えは不可です。

おすすめ借り換え先!みずほ銀行カードローン公式サイトはこちら⇒

その為、注意点としては、もし新しいローン会社から融資を受けたお金を、既に借りているローンの返済に充てず、別に使ってしまうと借り換えにはならず、借金は倍に膨れ上がってしまいます。

そんな人いるの?と思うかもしれませんが、実際にローンを返済せず、他事にお金を使ってしまう人も、ちらほらいるのです。

人間お金を持つと思いもよらぬ行動をしてしまうのが性なのでしょうか….。

融資金を借り換え以外で利用してしまうと?

100万円のローンがあり、金利が高いので、低金利の銀行カードローン審査を受けて、借り換え目的で110万円を借りたとします。

ちゃんと金利が高い方のローンを完済すれば、負債は110万円となり、金利も下がりますからその後の返済にかかる利息も減ります。
しかし、ある人はその新たに借りた110万円をお酒などの交遊費(遊び)に使ってしまい、わずか1週間で使い果たしてしまったとしましょう。

そうすると、借金は2件に増えて借入額も210万円となってしまいます。それどころか、新たに借入したカードローンからは借り換え目的で融資を受けたので、ローンが返済されていないことを借り換え先の金融機関が知ると、契約違反となり一括請求を受ける可能性が高いのです。

借金は実際に貸した側より借りた側の方が強いと多々言われますが、確かに借り換え目的以外で利用したので今すぐ返せ!と言っても、その人は既にお金を使ってしまったわけですから、返す資金もありません。
しかし、だからといってそのまま使ったもの勝ちで踏み倒せるなどとは言語道断、出来ません。

結局のところ、借り換え完済するはずだった金額と使い込んだ分も含めて、それそぞれの貸付側に分割返済となります。
貸した側はその人の返済能力範囲内でしか回収が出来ませんし、借り換えのための融資を使い込んだ方は債務が増え、良いことなど何もありません。

このように、カードローンを借り換えする場合、きちんと返済をしなければ借金が倍になり、返済がかなり厳しくなります。

くれぐれも借り換え以外でお金を使ってしまうことなど無いように、借り換え資金を借りたならば、すぐに銀行振り込みで最初に借りていたローンを完済しましょう。
最近では借り換えやおまとめをするために、借り換え前のローン完済をしたという証明の提出を義務付けている金融機関や、借り換え先の方から完済をしたい金融機関へ返済してくれるところもあります。

もし、なにかしらそういう縛りがなくては使い込んでしまいそうで心配だ…という人はそういう借り換え先を選ぶのも一つの手だと思います。

完済の証明書類には残高証明書(または完済証明書)が挙げられます。
残高証明書は大手の消費者金融や銀行であれば、どこでも発行してもらえます。ところが、中小消費者金融では発行していない場合があります。

もし、完済証明書が用意できない時は、利用明細書を代わりとして提出することも可能です。
利用明細書であれば、借りている金融機関の自分の会員ページからダウンロードして印刷をしたりも出来るので完済証明書よりも簡単に用意できます。

クレジットカードの残高も借り換え可能?

時に、借り換えが可能なのはカードローンの残高だけとは限りません。

クレジットカードのキャッシング枠やリボ払いの残高も、新たにカードローン契約をして融資金で返済すれば、実質クレジットカードからカードローンへの借り換えは可能です。

また、クレジットカード残高をカードローン借り換えで一括完済するメリットは大いにあります。

というのは、クレジットカードのキャッシング金利やリボ払いの手数料は、消費者金融カードローンと同等だという事が挙げられます。

その為、低金利の銀行カードローンに借り換えれば、利息額が抑えられます。

加えて、クレジットカードでの返済は繰り上げ返済や随時返済がしにくく、手数料がとられることが多いです。

その点、カードローンであれば、現在はネットバンキング機能を利用しての口座引き落としなら手数料がかからなかったり、手数料無料のATMからの返済をすることで、その分の支出をなくすことが可能です。

返済方法も、クレジットカードでは提携ATM返済か銀行振り込みのどちらかしかできないことが多いですが、カードローンの返済方法は自由度が高いといえます。

意外とクレジットカード残高の返済にかかる手数料や手間というのは、返済を苦しくさせます。

現在クレジットカード残高の返済がなかなか進まずに困っている方は、一度カードローンへの借り換えを検討してみるのも打開策の一つといえるでしょう。

カードローン借り換え審査について詳しく☞


住信SBIネット銀行カードローンのメリットとデメリットとは?


住信SBIネット銀行カードローンの1番のメリットは金利です。

プレミアムコースの場合、金利は0.99%~7.99%となり、上限金利でも8%を切っている低金利ローンです。

しかし、これにはからくりがあって、住信SBIネット銀行のカードローンではプレミアムコースとスタンダードコースがあり審査申込の時点で、どちらのコースか自分自身で選べないようになっています。

つまり、相当に属性などの内容が良い人じゃなければプレミアムコースの審査に通ることは厳しく、ほとんどの人はスタンダードコースでの借入になるのです。

住信SBIスタンダードコースの金利はそこまで低金利ではない!?

悲しい男性イラスト

しかしながら、ネット広告などの金利を見ていると、住信SBIネット銀行の金利はプレミアムコースの金利が書かれています。

7.99%の上限金利に惹かれて申込みする人も当然いるのですが、実際に借りられる金利はスタンダードコースの8.99%~14.79%となり、自分の想像の金利よりもかなり高くなってしまうのが現実です。

スタンダードコースでも消費者金融に比べれば低金利なのは間違いないのですが、14.79%であれば三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、楽天銀行の方が金利はもう少し安くなります。

審査結果がスタンダードコースしか通らず、そのまま申込みするよりも、借りるかどうかを一旦保留にして他の銀行カードローンの金利も確認してみた方が良いでしょう。

ちなみに、住信SBIネット銀行は他社からの借り換えにも対応しています。

借り換えに対応していて金利がスタンダードコースでも14%代なので、消費者金融から乗り換えるのであれば低金利借り換えが可能です。

ただ、先述もしたように、大手銀行カードローンの方が住信SBIネット銀行カードローンより若干低金利なので、金利により拘る場合は大手銀行へ借り換える事をオススメします。

所定の条件を満たすと金利が下がる?

住信SBIネット銀行カードローンは、条件を満たすことで金利の引き下げが可能です。

ただ、金利が下がるといっても所定の条件を全て満たして、最大年0.6%低金利になるだけなのでそこまでお得感はありません。

金利の引き下げ条件は2つあり、それぞれどちらかだけを満たした場合と、両方とも満たした場合では引き下げられる金利が変わってきます。

  • ミライノカード保有と引き落とし口座設定=年0.1%
  • SBI証券口座保有登録済か住信SBI銀行住宅ローン残高あり=年0.5%
  • 上記両方=年0.6%
  • 口座登録済か住宅ローンがあれば、年0.5%の金利引き下げとなりますが、カードと引き落とし設定だけでは年0.1%しか変わりません。

    その為、あまり条件を満たすことによる金利のお得感がないといえるでしょう。

    元々どちらの条件も満たしている方は、通常の住信SBIネット銀行カードローン金利よりは低金利になるので、そのままカードローン契約も住信SBIネット銀行でするのも良いといえます。

    しかし、特に金利引き下げ条件に当てはまる点もなく、口座開設からしなくてはいけない場合は、他の銀行カードローンでの契約でも特に問題ないでしょう。

    住信SBIネット銀行カードローンのデメリット

    ポイント説明男性イラスト

    住信SBIのカードローンを利用する場合は住信SBIネット銀行の口座を所有していることが条件になるため、カードローンの申込と同時に口座開設の申込も行います。

    申込後、仮審査の結果案内の後に本審査が行われるため、申し込んでから契約までに数日が掛かることから即日融資はできません。

    借り入れ方法はインターネットから住信SBIネット銀行の口座へ借入金を振り込んでもらう方法と、提携ATMから借り入れる方法の2通りがあります。

    提携ATMの手数料はセブンイレブンが常に無料で、ゆうちょ銀行、ローソン、Enet(ファミリーマートなど)は借入のみ6回以降有料となります。

    返済方法は住信SBIネット銀行の口座からの引き落としだけになります。提携ATMから直接カードローンに返済することはできませんが、繰り上げ返済は可能です。なお、返済期日は5日に指定されています。

    デメリットよりもメリットが多いカードローンならば問題なし!

    指さし男性イラストどのカードローンにもメリットとデメリットがあるのは当然ですが、要するに、デメリット分を上回るメリットがあれば良いのです。

    デメリットがメリットを上回っていると、そのカードローンはダメになりますが、メリットの方が多いのであれば、デメリットを考慮しても借りる必要性は有ると判断できるからです。

    住信SBIネット銀行はプレミアムコースの場合、金利が大きな魅力です。

    その為、与信状態や属性が良くカードローン審査を高評価で通過する自信がある方は、住信SBIネット銀行カードローンへ申し込んでみると良いでしょう。

    即日融資ができないことはデメリットの部分ですが、これほど低金利(プレミアムコースの場合)であれば、即日融資で金利の高いローンから借りるよりも、ある程度我慢して住信SBIネット銀行から借りた方が断然に有利なのは間違いありません。

    ただ、それほど与信状態が良好でない場合はプレミアムコースが低金利である分、審査通過自体が難しいので注意が必要です。